お笑いコンビ・FUJIWARAのフジモンこと藤本敏史が2月6日放送の「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演し、芸能活動再開を発表したアンジャッシュ・渡部建について言及した。
2020年6月、六本木の多目的トイレ内での不貞行為が発覚し、無期限で活動を自粛していた渡部。騒動から1年8カ月が経過した今年2月5日に、所属するプロダクション人力舎がついに活動再開を発表し、千葉テレビが放送する「白黒アンジャッシュ」が復帰1発目の仕事になるという。
このニュースを受け、フジモンは「テレビ局とかスポンサーがOKしてるんやからOKやと思います」としつつ、「だけど、これからどうなっていくかが問題よね。なかなか、コトがコトなだけに、イジって笑いにするのもちょっと難しいんじゃないか、っていうのはあるよね。性的なことなので」と複雑な印象を抱いていると告白。
また、「こういうのって復帰して、ガーッてイジられて、そのコトが薄まっていくみたいなんはあるやんか、バラエティ番組とかお笑い界って。でも、どうなんでしょうね。イジりにくいっていうのはあるよね」とも語り、多目的トイレを利用した不貞という点がネックだと感じているようだ。
「かつてはフジモン自身も元妻でタレント・木下優樹菜のタピオカ騒動や離婚に関して、共演者やスタジオを微妙な空気にしてしまった経験があり、渡部に対する“イジりづらい”という言葉には説得力があると言えます。また、ネットにもフジモン同様の懸念を示す声は多く、『この話でイジられるのを渡部さんは耐えられないだろうし、そもそもイジれる話題でもない。結果、腫れ物扱いになってしまうんじゃないかと思います。それって、芸人として成立しなくなる気がする』『例の件をイジったら、イジったヤツが不謹慎ってなってケガする。触れなかったら触れなかったで微妙な空気になる。つまり芸人仲間にとっては百害あって一利なし』『これはごもっともとしか言いようがない。芸人に限らず共演する人みな距離感をつかむのに苦労するんじゃないかと思う』などの指摘が集まりました。
なお、1月13日に開催された日本ジュエリーベストドレッサー賞の表彰式では、妻で女優の佐々木希に対して、渡部に関する質問も寄せられましたが、佐々木は『その質問には答えちゃいけないって言われてて』と回答せず。やはり、周囲の人間にとっては扱い方が難しい案件であるというのが本音なのかもしれません」(テレビ誌ライター)
とはいえ、すでに十分な社会的制裁を受けたとして、渡部の復帰を応援する声も出ており、あとは彼の実力次第といったところだろう。
(木村慎吾)