突き抜けた笑いが癖になる!尾上松也「赤胴鈴之助」でのコメディ演技

 1月期の民放連続ドラマ所帯平均視聴率トップを走る「DCU」(TBS系)。その背中を月9「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)が追っている。ひと昔前は何をやっても視聴者の心に響かず、全く視聴率が振るわなかった月9だが、恋バナをやめたあたりから潮目が変わったようだ。

 特に「ミステリ~」は、見逃し配信視聴回数も民放連ドラ最多の424万回(TVer)を記録する人気ぶり。同作で異彩を放つのが歌舞伎俳優の尾上松也だ。尾上は主役の菅田将暉の巧みな推理に脱帽、捜査協力を懇願する巡査を嬉々として演じている。

「万事に押しつけがましく熱心に身の上相談するなどおしゃべりでおちゃらけた役どころ。一昨年夏放送の大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)では、IT企業の若きリーダーというシリアス演技が冴えていたが、今回は真逆の役。後輩巡査の伊藤沙莉が終始シリアスなのに、尾上はアップになるたびにしつこいくらいに変顔を見せ、芸人並みに笑いを取りに行く。クスリともしないドラマで唯一笑いをまき散らすムードメーカーになっています」(女性誌記者)

 そんな尾上の突き抜けたコメディ演技がてんこ盛りで評判なのが、1月8日にスタートした連続ドラマ「まったり!赤胴鈴之助」(テレビ大阪、BSテレ東など)だ。1957~1959年に放送された連続ドラマ「赤胴鈴之助」をリメイクしたもので、尾上の父親である6代目尾上松助が鈴之助を演じた縁により、10年以上前からドラマ化を考えていたという。昨夏、舞台化したところ好評で、コメディドラマ化の運びとなった。

 尾上は主演のみならず、企画や配役まで手掛けるなど思い入れたっぷりの意欲作。少年剣士だった鈴之助がタイムスリップ、令和の日本にやってきたものの、現代社会にうまく機能出来ずにポンコツ扱いされ、意気消沈。悪を征伐する正義のヒーローとなるべく悪あがきするが、平和な世の中ではまるで用なし。日がな喫茶店でまったりする日常をドタバタで描いている。

「見どころはとことん笑いに徹したところ。金がない、仕事がないが、やる気はありすぎて一人空回りする正義のヒーロー役。兄弟子や後輩、会社の上司ら真面目ぞろいの中で、尾上の天然キャラが際立つ。口をとがらせてブーたれてみたり、小学生相手に真剣勝負、ボロ負けして地団駄踏んだり、いい年して全力ですねてみたり。オーバーリアクションを何ら照れることなくこなしている。突き抜けたコメディ演技がとにかくはっちゃけていて笑えるんですよ」(芸能ライター)

 もちろん、剣の達人ならではの真空斬りや十文字斬りなど胸のすく必殺技の見せ場もある。華麗な剣さばきもふんだんに見せてくれる。番組のオープニングを飾る主題歌まで熱唱している。配信中の「RED」(ユニバーサルミュージック)は、声量たっぷりの透き通る声で堂々とした歌いっぷりだ。歌舞伎俳優でありながら、芸の引き出しは数多く、何でも器用にこなす。ミュージカルで美声を披露した経験もあれば、昨年公開の初主演映画「すくってごらん」で英語のラップを披露するなど、とにかく芸達者だ。

「5歳で初舞台を踏んだものの、20歳の時に父が病死、若くして尾上一門を背負うことに。精進こそ芸を磨く早道と周囲の反対を押し切り、自主公演を主催。バラエティやトーク番組など歌舞伎以外のジャンルにも臆することなくチャレンジ、芸の幅を広げてきた。多岐にわたる趣味がきっかけとなって知り合いの輪をつなげ、ユニットを組むなど、精力的に活動を続けています」(前出・女性誌記者)

 イケメン俳優から脱皮、突き抜けた笑いを武器に、今後も芸能界をうまく立ち回っていきそうだ。

(塩勢知央)

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