お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが2月10日放送の「やすとものいたって真剣です」(ABCテレビ)に出演し、2度と出たくない番組のロケを振り返った。
MC番組だけでなく、ひな壇芸人としての出演や、体当たりロケなど、様々な仕事をこなしてきたサンドウィッチマンだが、海原やすよ・ともこから「NGはないんですか?」と聞かれ、伊達は「洞窟ロケだけです」と答えた。
かつて、伊達がピンで受けた仕事に洞窟内を探索するという過酷なものがあったようで、「スーツ着て、ネクタイ締めて、革靴で洞窟に入って行くんです。その時点でおかしいじゃないですか」とツッコミ。その洞窟は入り口が狭く、大人が1人で通るのが精一杯という、まさに秘境で「スタッフもいるんですけど、僕が最初に洞窟に入るんです。足から入って行くんですけど、僕が先に入るっておかしくないですか」とコメント。
カメラとライトを持たされた状態の伊達は「そのまま降りていって下さいって言われて」と洞窟の奥へと進むと、「懐中電灯を付けたらコウモリだらけで。床も滑るなぁと思ったらフンとコウモリの死骸で。頭もコウモリのフンまみれになって」とコウモリに囲まれるという過酷な状況に。伊達は「あれはやめてくれ。あの番組は絶対に出ない!」と嘆いていた。
「伊達は2017年5月17日放送の『世界の何だコレ!?ミステリー』(フジテレビ系)で、鹿児島県にある佐潟の洞窟に潜入するロケに挑戦するも、あまりの過酷さ故に途中でリタイア。腰を痛めた伊達に代わって、番組スタッフが先へ進むも、素人のみでの探索は危険すぎると判断し、撮影を断念しています。伊達はその際、真っ暗な洞窟内で何やら“デカい鳥”のようなものに触られたと絶叫し、その正体がコウモリでした。フンと死骸にも囲まれるという不衛生な環境下とあって、伊達が“もう絶対に出ない!”と憤るのも頷けます。
ネットでは、このエピソードに対し、『野生のコウモリなら細菌持ってるから噛まれたりしたら大変だよ』『コウモリは感染症が怖いよ』『これは訴えてもいいと思う』などといった声も並んでいますが、現在でも同番組の過酷ロケシリーズは続いており、アンガールズ・田中卓志やロッチ中岡創一らが渋々ながら担当。ケガなどにつながらないよう配慮してほしいですね」(テレビ誌ライター)
超売れっ子芸人で、MCもこなせるサンドウィッチマンだけに、コウモリのフンまみれになる仕事はさすがに回避したほうが賢明かもしれない。
(木村慎吾)