落語家の笑福亭鶴瓶が2月6日放送のラジオ番組「日曜日のそれ」(ニッポン放送)に出演し、プライベートでも仲がいいタレント・中居正広からの贈り物を明かす場面があった。
先月26日に新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に該当することが判明した鶴瓶。すぐに隔離生活が始まることになったが、同30日には中居がわざわざ自宅にやってきて、「食材を持ってきてくれたんよ。(普段は)ボロカスに言うてても、そんなんや」と、いざという時の優しさに感動したようだ。
しかし、その贈り物については「ちょっとわからんのが、食材と50ワットの電球が入っとった。『切れたらそれでやって下さい』って」と独特なチョイスだったと説明。鶴瓶は1月31日には隔離生活を終える予定で、PCR検査も陰性だったため、玄関のドア越しに佇む中居に「家に入りぃなって」と誘うも、「嫌です」との返事が。
また、中居は、鶴瓶の自宅マンション下にある「フリーで停められる駐車場」に車を停めたが、そのスペースは事前予約制だったことが発覚。鶴瓶によると、中居は管理人から「勝手にこんなとこに置かないでください」と「めちゃめちゃ怒られた」ようで、「泣きそうになる」ほど落ち込んでいたという。
車を長く駐車させておくことができず、結局、中居は「ここに置いておきます」と言い残し、食材や電球を置いて去って行ったのだとか。
なお、中居と親交の深いお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志も、コロナの濃厚接触者として自宅待機中だった1月28日、「中居君が差し入れしてくれた(勿論、置き配で)沢山の食べ物や映画のDVDそして電球が1つ。ん?電球?メールで確認したところ『電球切れたら大変です』と返信。明るい気持ちになった。。。のか」とツイート。鶴瓶と同じく、電球の差し入れには驚いた様子を見せていた。
「『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)では、20年以上も共演し、気心の知れた間柄の中居と鶴瓶。番組内では、中居が年上の鶴瓶をイジることが多く、“ボロカスに言う”場面もあるものの、隔離生活中のさりげない優しさには鶴瓶も感心。ネットにも『だから周囲の人から愛され続けるんですね』『こういう気遣いって誰かに教えられてできることではない。もともと備わっていた素質』『中居くんのこういう所、尊敬します!』『松本さんだけじゃなく、鶴瓶さんにも同じような差し入れをしてたのね。本当に気遣いの人だから可愛がられるんだろうな』『優しいなぁ』『鶴瓶さん、中居くんからの差し入れが嬉しかったのがよくわかる』などの歓声が殺到しました。
さらに、そんな“聖人エピソード”のラストには管理人からの大説教というオチまで備わっており、『思わず笑っちゃいました』『そこも中居さんらしくて好き笑』『オチまでさすがですね』といった反応もありました」(テレビ誌ライター)
鶴瓶は、予約制の駐車場で中居が管理人からこっぴどく叱られてしまった件について、「あの大スターが」「めっちゃ怒られとんねん」と失笑。どうやら、中居はマスク着用に加え、帽子を深くまで被っていたとのことで、管理人もまさか目の前にいる男性があの中居正広だとは想像もしていなかったに違いない。
(木村慎吾)