自分の滑舌に自信がないという人は多いのでは? 滑舌をよくするには、早口言葉を練習するのがいいとよくいわれますが、実はそれだけではないようです。
■しっかりと声を出すことが大事
フリーランスアナウンサーで話し方&アナウンス講師の花形一実さんの著書「会話力があがる 大人のはきはき『滑舌』上達ドリル」(メイツ出版刊)によれば、滑舌練習をするときには、必ずしっかりと声を出して練習することが重要だそう。ひそひそ声なら言えたのにしっかり声を出して言おうとしたら、口が回らないということはよくあることなんだとか。
■口まわりの筋肉をほぐす
フリーアナウンサーの魚住りえさんの著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社刊)によると、口まわりの筋肉をほぐして動きやすくしたり適切に使ったりすることで、見違えるように滑舌が改善するのだとか。舌を口の中で回したり、「パパパパパ」や「マママママ」「ラララララ」などと発音したり、唇を軽く閉じて「ブルブル」と小刻みに振動させたりすることで、唇まわりを柔軟にすることができるそうです。
これらを早口言葉と一緒に行って、ぜひ滑舌をよくしてくださいね。