テレビ朝日が2月21日、TOKIOの松岡昌宏が主演を務める人気ドラマ「家政夫のミタゾノ」の第5シリーズが4月にスタートすることを発表した。
同作は家事のスキルは完璧だが、無表情に加え、なぜか女装している謎多き家政夫・三田園薫が派遣された家庭・家族の内情をこっそり見て、そこに巣くう“根深い汚れ”をスッキリと落としていくという痛快ドラマ。16年10月に第1シリーズが始まり、その後18年4月、19年4月、20年4月とシリーズを重ね、松岡の代表作として人気が定着している。
シリーズが変わるごとに相棒となる家政婦が交代するのも特徴で、今作には女優の山本舞香が登場。ヤンキー同士の抗争の場で“たまたま”出会ったミタゾノに惚れ込み、「姐さん」と慕って家政婦紹介所にやってくる新人家政婦・本仮屋素子を演じる。
ネット上では《普段の松岡さんは男らしくてカッコいいけど、ミタゾノさんのような奇抜なキャラクターを演じる松岡さんもまたギャップがあって惹きつけられます。第5シリーズ楽しみにしています》《後輩家政婦は清水富美加さんがいちばん面白かったですが、その後シリーズ化しても面白さは安定。早く「いたみ入ります」観たい》など期待の声が続出。中には山本のキャスティングについて《「家政夫のミタゾノ」の呪い、という都市伝説を定着させたいキャスティングかと思ってしまいました》といった声も。
「これまでミタゾノの相棒役となるヒロインの多くはドラマ放送中から放送後に世間を騒がせており、それが一種の“都市伝説”となっています。例えば第1シリーズの清水富美加は放送翌年の17年2月に突如芸能界引退を宣言。宗教団体・幸福の科学に出家し、現在は千眼美子の法名で女優業を再開しています。第2シリーズの剛力彩芽はドラマ開始直後に実業家の前澤友作氏との交際が発覚。SNSでラブラブぶりをアピールする様子が当時は批判とともに大きな話題となりました。第3シリーズの川栄李奈もドラマ放送中の19年5月に俳優の廣瀬智紀と“デキ婚”を発表。その数日後に夫の二股交際疑惑が報じられ、川栄は自身のツイッターで怒りにまかせたかのような攻撃的なツイートをしてしまい、炎上。
第4シリーズの飯豊まりえは大きな騒ぎやスキャンダルもなく、ようやく“都市伝説”は収まったかのように思えたのですが、今回、過去に何度か言動が話題になった山本がキャスティングされたことにより『“都市伝説”が復活するのでは?』と考えている人もいるようです」(芸能記者)
しばらくは山本の周囲や言動が注目されることになりそうだ。
(柏原廉)