女優の安達祐実が2月22日、朝の情報番組「あさイチ」(NHK)に生出演。現在、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演中の安達だが、ネットを中心に大きな話題となった“大根芝居”について撮影の裏側を明かした。
“大根演技”で話題となったのは2月18日放送の第77回。安達演じる時代劇出身の女優・美咲すみれが久しぶりにお姫様役として時代劇の撮影に挑むことになったが、悪党たちに襲われる場面ですみれは「キャ~、何者じゃ、そなたらは」と棒読みで絶叫。周囲をあ然とさせるというシーンだった。
視聴者からのメールでそのシーンを指摘されたところ、安達は「台本では“棒読みで”って書かれていたんですけど、やっぱり、現場で監督に『もうちょっと、もうちょっと(棒読みで)』って言う感じで」と演技を求められたことを明かした。
ネット上では《棒演技、笑ったよ! 面白かった》《棒読み演技ですら上手だったもんね。ほんと半端ない芸歴だわ》《棒読みなのに上手すぎるっていうのができるのって本当の女優だね》など絶賛の声が相次いだ。
その一方で、《じゃあナチュラルに棒演技が出来る東出昌大って凄いんだね》《朝ドラでは東出も棒だったけど大谷亮平の棒もかなりのものだったよ》《大谷亮平と本田翼のドラマあったよね。凄いキャスティングだと驚愕した記憶(笑)》など“棒演技”と感じる役者を上げる声が続出。
「名前を挙げられた役者たちはネット上でよく“棒演技”と名指しされています。安達は最大公約数的に納得する演技を見せているのは確かでしょう。それも9歳でドラマデビューして30年以上の芸歴を持つ大ベテランの安達ならではの演技力と言えるのかもしれません。比較される形で彼らの名前があげられるのは少しかわいそうですね」(芸能記者)
安達ほどの芸歴を積めば、いつか汚名返上できるかも?
(柏原廉)