女優の中条あやみが2月21日、「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系)にゲスト出演。芸能界へ入ることになった驚きのきっかけを明かした。
番組では「おマヌケさんだらけ!全員逮捕だSP」と題し、空港の税関で活躍する国境警備に密着したVTRを紹介。その流れでスタジオでは、空港でのトラブルについてトークが展開された。
中条は海外旅行の帰りに空港で起きたエピソードを披露。家族へのお土産として購入したバスソルトを手荷物に入れていたが、空港の検査で麻薬と疑われ「これは何だ?」と止められてしまったという。しかし、中条は「麻薬の検査をされている時に、今の芸能界に入るきっかけになった方にスカウトされました」と思いがけない展開になったことを告白。
スタジオが驚きに包まれる中、司会の所ジョージは「そこで立ち止めをくらっていた時にスカウトされたの?」と確認すると、中条は笑顔で「もしスムーズにパスしていたら、その方と出会わなくて、この世界にいなかったかもしれないです」と語った。
ネット上では《それだけ際立っていたってことだね》《てっきり東京のオシャレな所でスカウトされたと思ってました》《むしろスカウトマンがそこで出会えてラッキーでしたね。ほかに取られる前にスカウトできて!》などさまざまな感想の声が続出した。
「中条に限らず運命的なスカウトというのは芸能界ではたびたび起きているようです。女優の菊池桃子は中学2年生の時に叔母が経営していた飲食店に行った際に記念撮影をし、店に飾られていた写真がきっかけでスカウトされたとか。さらに当初は芸能界に入る気は全くなかったのに反抗期ゆえに『私の人生だから!』とスカウト話に乗ったことも明かしています。
また、俳優の藤原竜也は14歳の時、池袋に遊びに来ていたところを後にマネージャーとなる女性に声を掛けられ、演出家・蜷川幸雄氏の舞台『身毒丸』のオーディションに応募。見事合格して現在に至っていますが、実はこのオーディションでは書類選考の段階で何度も落とされていたそう。しかし、そのたびに女性マネージャーが藤原の書類を何度も不合格の箱から合格の箱にこっそり忍ばせたことが後に判明しています。藤原ならほかのスカウトも声を掛けていたかもしれませんが、女性マネージャーの執念がなければ芸能界でデビューすることはできなかったかもしれません」(芸能記者)
人気芸能人はやはり何かしら“持っている”のかもしれない。
(柏原廉)