今年5月に「トリンプ」のCMで54歳にしてアンダーウェア姿を披露した松田聖子。その翌月には、篠原涼子が同社の別シリーズの新CMに登場。12歳差のアンダーウェア対決が話題となった。
それから約1カ月経ち、両者の明暗がくっきり分かれたという。広告代理店関係者明かす。
「最新のCM好感度調査の結果が出たのですが、それによると、篠原さんは90%以上もの支持を得ている。一方の聖子さんは50%にも達しておらず、シリーズ化は難しい状況です」
聖子効果はからっきしという結果になったのだが、コトはCM業界だけにとどまらない。現在、聖子はコンサートツアー中なのだが、こちらも閑古鳥。チケット売買サイトでは、7月4日午前の時点で「売ります」の件数は704件もあり聖子離れが深刻な状況だ。
あるイベントプランナーが耳打ちする。
「まったく話題になっておらず、動員も苦しい状況です。いわゆる『聖子世代』もご本人同様年齢が高くなっています。何より最近は聖子さんについての話題がなく、注目度が下がっているのは否めません」
聖子といえば、これまで数々のスキャンダルが取り沙汰されてきたが、確かに最近は無風状態。ある意味、“らしくない”状況が続いている。
「00年に結婚した現在の夫は歯科医師で大学の准教授の一般人です。16年間も結婚生活が続いているのだから、夫婦仲は良好と思われがちですが、実はかなり前から『仮面夫婦』と言われているんです。実際、聖子の男遊びに嫌気が差した娘の神田沙也加が家を出てしまったとも報じられています。しかし、聖子は自動車メーカーとCM契約した際、『ファミリーカー』のコンセプトだったこともあり離婚はしないというオプションが付いた。そのため、私生活はおとなしくならざるをえなかったようです」(芸能記者)
世間が支持していたのは、「自由奔放な聖子」だったのかもしれない。