6月3日の東京・明治座公演を皮切りに全国4会場で上演される「氷川きよし特別公演」のビジュアルが公開された。
氷川が座長を務め、芝居とコンサートを2部構成で披露する「特別公演」は今年で7回目。これまでは芝居の部として時代劇が演じられてきたが、今作の舞台はフランス。「ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール~」と銘打ち、母親の看病をしながら歌手を目指す氷川演じる子門慧音(しもん・けいと)が18世紀フランスにタイムスリップ。激動の時代を生きる人々との交流を経て成長していく物語だという。公開されたビジュアルでは、緋色のカーテンの前に立つアルセーヌ・ルパン、ジャンヌ・ダルク、金髪の騎士という3種の扮装をした氷川の姿があるため、ネット上では大反響となっている。
「特にロング金髪の騎士姿は、少女漫画の金字塔と呼ばれる池田理代子による『ベルサイユのばら』の中心人物である男装の麗人・オスカルのようだと指摘する声が数多くあがっています。『氷川きよしがまるでオスカル。麗しいってこういうこと』『氷川オスカルの舞台観てみたい。めっちゃキレイやん』『氷川きよしのオスカルは一路真輝のオスカルによく似てて美しい』『氷川きよし公演と言いながら、これはもうほぼ宝塚』など、期待と称賛の声があふれています」(女性誌記者)
今作のストーリーに対し「私自身が望んでいた内容なのでワクワクしていますし、観に来てくださるお客さまにもワクワクしていただきたい。胸がキュンとなるところあり、笑いもあるような、老若男女の皆さまに楽しんでいただけるような演目にしたいです」とコメントとしている氷川。チケット争奪戦が繰り広げられそうだ。