【19番目のカルテ】松本潤の“相棒”小芝風花「画面端の表情」が激賞モノ!「ピンも合っていないのに…」
嵐の松本潤が主演を務める日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)の第2話が7月27日に放送され、平均視聴率は初回の11.4%から0.4ポイントアップした11.6%を記録した。
2話放送日の前日である7月26日放送の「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)には松本がゲスト出演。そして、「19番目のカルテ」で医療監修を務める千葉大学の生坂政臣名誉教授や千葉大学医学部附属病院の総合診療科のリアルな現場が紹介された。
「Nキャス」で安住紳一郎アナとともに総合司会を務める三谷幸喜氏は「医療ドラマっていっぱいあったけど、問診をテーマにしたのが斬新だと思う。患者さんと話していくことで徐々に真実に近づいていくみたいな、ミステリーの感じもある」とドラマの感想を述べ、松本演じる主人公・徳重晃についても「キャラクターが素晴らしいですよ。セリフにゆっくり間がたっぷりあるじゃないですか。あれによってグッと入っていく感じがする」と称賛した。
これに対し松本は、生坂先生を実際に取材し、生坂先生が患者さんに向き合っている姿勢を手本にしていると語った。
さらに、三谷氏はエンディングトークでもドラマに触れ「『19番目のカルテ』、ボクは小芝風花さんに注目してるんですよ」と、徳重の相棒となる滝野みずきを演じている小芝についても語った。
「2話では、心臓に疾患のある年の離れた弟の看病を続けていた拓(杉田雷麟)の姿が描かかれていましたが、弟は、残念ながら容態が急変。そのまま帰らぬ人となってしまいます。そんな弟の死を自分の責任と責め続ける拓は、とうとう歩けなくなってしまいます。身体的な異常はないことから、徳重(松本)は『機能性神経症状病』という心の葛藤やストレスから麻痺などの神経症状を突然引き起こす病気だと診断。拓の心の葛藤を徐々に徳重が解消していく。そして、立つことを促していくシーンがあるんですが、ここで、付き添った滝野先生役の小芝の表情が素晴らしかった。ピンも合っていない画面右端に映っていたのですが、拓が立とうとするのを真剣に助けようとする表情が演技とは思えないほど良かった。三谷氏が小芝に『注目している』と言った意味がよくわかりました」(テレビ誌ライター)
“問診”という地味でアナログな診療場面にフォーカス。しかし、それが重要な診断を導き、最新医療と結びつくことによって救われる命があるということを教えてくれるドラマになっていると言えそうだ。
