これぞスター街道爆走中と言えるだろう。ここ最近の三浦透子の活躍がすさまじい。名前を聞いてもピンと来ない人には、放送中のNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で市川実日子演じるベリーこと野田一子の娘・一恵、西島秀俊主演映画「ドライブ・マイ・カー」でヒロインのドライバー・渡利みさきを演じ、大ヒットアニメ映画「天気の子」では透明感があるのに意志の強さも感じる主題歌「祝祭」を歌っているあの子だと言えばおわかりだろうか。三浦はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でこれから登場する、菅田将暉演じる源義経との愛を貫く正妻・里も務めるという。
「三浦は6歳の時にサントリーのジュース『なっちゃん』のCMに『2代目なっちゃん』としてデビュー。現在25歳にして芸歴19年の役者です。ネット上では以前から2011年4月期放送の長谷川博己主演ドラマ『鈴木先生』(テレビ東京系)で中学生を演じていた子役たちが成長して、いい役者になっていると指摘されていました。北村匠海、土屋太鳳、松岡茉優、小野花梨、矢作穂香(当時の芸名は未来穂香)などが舞台となった緋桜山中学2年A組の生徒を演じていたのですが、実は三浦も『酢豚が大好きな樺山あきら』として出演していたんです。そのためネット上では『ベリーの娘って「鈴木先生」でカバって呼ばれてた子?』『「ドライブ・マイ・カー」のみさきって「鈴木先生」で酢豚が好きだった子だよね?』などという声もあがっています」(女性誌記者)
個性派の役者が数多く所属する「ユマニテ」に所属している三浦。一部では「ユマニテ顔」「ユマニテと聞いて納得する役者」などとも呼ばれているが、知らなかった人には「覚えておくべき20代役者の1人」として推しておきたい。