婚活とは、ある意味“競争”です。あまり殺伐としたくはないけれど、自分を選んでもらうには多少のアピールも必要です。
そこで、「私はこんな人です」をどう形にしていくのか、マッチングアプリや結婚相談所、SNSなどでの自分らしさの表現の仕方をお話ししますね。
■インフルエンサーのプロフィールのバランス感覚を真似る
1万フォロワー以上のアカウントを“万垢”といいますが、こうしたインフルエンサーは発信情報だけでなく、プロフィールも魅力的。少ない文字数の中で、職業、特技、好きな食べ物、出身地などがほどよく散りばめられています。また、家柄や学歴、受賞歴など“権威性”を盛り込み、目を引くように作っていますから、これは真似をしてみるべきです。
■情報発信する場所によって微妙にプロフィールを変えてみる
どこで情報発信するかで、プロフィール内容や文体を微妙に変えるのがオススメです。例えば、マッチングアプリやTwitterなら少々くだけた感じに、インスタなら上品に、結婚相談所なら正統派でまじめな雰囲気でアピール。会えば同じひとりの「あなた」という存在ですが、場の空気に応じた売り込み方をすることで“いい感じの人”になれますよ。
■婚活プロフ写真はプロによる撮影かつ滅多に変えないこと
写真は婚活の命。人は人の外見に誘われますので、信頼できる人にメイクをしてもらい、顔色を引き立てる色の服を着て、プロに何パターンか撮影してもらいましょう。バストアップの目線ありのプロフィールアイコン用写真の他、自然な立ち姿などで目線をはずした写真もいいでしょう。そして、掲載写真を決めたら “もっといい写真”を撮影するまでは、それを変えないことです。あなたの存在を、見た人にしっかり記憶してもらいましょう。
プロフィールはあなたの看板です。手を抜かずに作り、あなたの魅力を存分に伝えてくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テストの作成やメディアでMCとしても活躍中。