引退後も海外留学やアイスショーなどさまざまな活動をしている元フィギュアスケーターの高橋大輔が、氷上ならぬ“床上”でダンスを披露している。
高橋が出演しているのは6月30日にスタートした渋谷の東急シアターオーブで行われている『LOVE ON THE FLOOR』だ。
「この構成・演出を指揮しているのがシェリル・バークというプロのダンサーです。彼女は、プロのダンサーとダンス未経験者である有名人が組んでダンスを踊って競うアメリカの人気番組『Dancing with the Stars』で、その指導力と巧みな技で優勝し、一躍人気スターになった人物。今回は高橋を含め元五輪メダリストのフィギュアスケート選手たちをエントリーしたのですが、高橋以外のクリスティ・ヤマグチ(アルベールビル五輪金メダリスト)とメリル・デイヴィス(ソチ五輪金メダリスト)は、この番組の優勝者です。高橋はダンスのセンスを見込まれたということでしょうね」(週刊誌記者)
確かに高橋のダンスセンスは現役時代から高い評価を受けていた。しかし、今回の抜擢はそれだけが理由ではないという。
「シェリルが高橋のファンだったんです。氷上であれだけ素晴らしいタンゴを踊れるなら、フロアでもどんな表現でもできるだろうと、彼女が高橋を口説いたんです。もちろん、日本で公演するなら高橋の出演でチケットの売れ行きにもいい影響がありますから、その意味でも大喜びだったでしょうけれどもね」(スポーツライター)
氷上だけではなく、床の上でも高橋の魅惑的なダンスが炸裂し、ファンを喜ばせてくれることだろう。
(芝公子)