“冷凍”を上手に活用すれば、食品ロスを減らせるだけでなく、買い物や料理の手間を削減することにもつながります。実は、次のような食材も冷凍保存が可能です。知らなかったものがあればぜひお試しを。
■プチトマト
冷蔵庫で保管しておくと気付けばシワシワに……ということも多いプチトマト。買ってすぐに使用しない分は、ヘタをとってよく洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ってフリーザーバッグに入れましょう。空気を抜いてピッタリ封をしたら、金属トレイに乗せて冷凍庫へ。冷凍状態なら1ヵ月程度保存することができます。使用の際は、スープや炒めものに凍ったまま加えて加熱するのがオススメ。手間なくトマトの栄養を食事メニューに追加できますよ。
■バナナ
あっという間に黒くなっていくバナナも、冷凍保存が可能です。皮を剥いてひと口大にカットしたら、それぞれラップに包んでフリーザーバッグの中へ。空気を抜いてピッタリ封をしたら、金属トレイに乗せて冷凍します。バナナも、冷凍すると1ヵ月程度保存できます。全解凍すると水分が出てベチャッとしやすいため、半解凍してアイスバナナにしたりスムージーにしたりするのがオススメです。半解凍してフォークなどで潰し、ホットケーキやマフィンの具材として入れるのも美味しいですよ。
■鰹節
大袋で買うと、使い切るのに時間がかかりやすい鰹節。湿気や酸化に弱いため、常温保存しておくとせっかくの風味が失われやすくなります。小さなフリーザーバッグを使用して使い切れる量に小分けし、空気を抜いてピッタリ封をしたら冷凍庫へ。鰹節は水分がないため、半年ほど保存できます。使う際は解凍しなくてもそのまま調理できるため、常温保存と同じような感覚で手軽に活用できますよ。
とくに、痛みやすい食材や長期間保存したいものは、冷凍を活用して美味しさをキープしましょう。冷凍する際は、食べ損ねてしまわないよう、使用期限をメモすることも忘れないでくださいね。
(Nao Kiyota)