俳優の小栗旬が3月11日に行われた「第45回日本アカデミー賞」(日本テレビ系)の授賞式に登場。驚きの姿で登場し、会場のみならずネットまで大いに沸かせた。
小栗は21年に優秀主演男優賞と話題賞を受賞したことで、話題賞のプレゼンターとして登場。今年度の話題賞には俳優の菅田将暉が選ばれたが、小栗は菅田がドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)の主人公・久能整役を演じていることにちなみ、自身もキャメル色のダッフルコート、チェックのマフラー、アフロヘア姿になって久能整を完全再現して登場。驚く菅田を尻目に「たまたま撮影中のドラマ現場から来てしまいました」とコメント。さらに「(14日に)第10話を迎えますので、見て下さったらうれしいです」と“番宣”まで行い会場の爆笑を誘った。
菅田は小栗のコスチューム姿に感激しながら「小栗旬という人が、いまだにこんな最前線でエンターテインメントと戦っていることに感動しております。本当にありがとうございます」と受賞スピーチで語った。
ネット上では《遊び心があるからいつまでも若くいられるし同業者の方々の信頼が寄せられるんですね》《ああいう場所に遊び心を持っていけるような人は本当凄いなって思います》《シャレが効いていて、見た瞬間にいちばん笑ってしまいました》など小栗への称賛の声が続出。さらに《もし2期か映画があるようなら、ぜひ兄貴分でもある小栗さんにゲスト出演してほしい。菅田さんと対決する役とかで》と共演を希望する声も。
「小栗と菅田は10年のドラマ『獣医ドリトル』(TBS系)以来、映画やドラマで何度も共演を重ね、今年もNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で6度目の共演を果たしています。プライベートでも旅行に行くほど仲がいいことで知られているので、今回のコスチュームプレイは気心が知れた2人の仲だからこそできた粋なサプライズといったところでしょう」(芸能記者)
次は小栗の受賞の際に菅田がプレゼンターになってもらいたいものだ。
(柏原廉)