高畑充希主演ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」(日本テレビ系)の最終回が3月16日に放送され、平均視聴率は8.3%。今作最高視聴率だった第1話の8.9%を超えることはなく、全話は7.68%だった。
出世欲はなく争いごとが嫌いなアラサー独身の高梨雛子(高畑)は、カリスマ社長・浅海寛人(松田翔太)の秘書をしていたが、ある日レストランを経営する子会社の社長に抜擢される。
出世欲の強いデキる社員・大牙涼(志尊淳)や冷静な判断で社内を統率する宮内剛(荒川良々)、クールに淡々と仕事をこなす深山和湖(山田真歩)、ムードメーカーの田辺和真(忍成修吾)らに支えられ、高梨も成長していく。
そんな高梨の一生懸命な姿に、大牙は徐々に惹かれ始め、浅海は愛おしく思うようになる。この恋の行方も、注目されていた。
視聴者からの感想としては「最後の最後まで大牙くんと社長どっちを選ぶのか、ドキドキさせられた」「雛子と大牙がくっついて納得のラストだった」など満足そうな意見もあったが「雛子の気持ちの変化が全然描かれてなかったのがいちばんの不満。雛子はいつ大牙が好きって気づいたの?」「ずっとモヤモヤざわざわしてたドラマでした」など不満の声もあった。
「高畑はじめ出演者は実力派ぞろいなのに、視聴率は伸びませんでした。午後4時台に再放送されている『相棒』(テレビ朝日系)の平均視聴率が8%から9%台と言われており、残念ながらそれよりも低い結果に。高畑にとっては、のちに黒歴史と言われる作品になるかもしれません」(女性誌記者)
高畑に、挽回のチャンスが回ってくればいいのだが。