これはもう確実に続編や映画化があることだろう。
3月28日に最終回を迎えた菅田将暉主演ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)。その3日前の25日に開かれたフジテレビの定例会見で金光修社長は「最終回もすばらしい仕上がりになっていると聞いており、多くの皆さまに楽しんでいただけることを期待している」と発言。小川晋一専務も続編や映画化の可能性について「非常にドリーム感を持って受け止めている」と意欲を示した。さらに同日、主演の菅田も「個人的には、続編を希望していますので、心身ともに整えてオファーを待っています。皆さん、お疲れさまでした!」と映画情報ウェブサイト「シネマトゥデイ」で明かしているのだ。
「ネット上では喜びの声と同時に『嫌な予感しかしない』という声があがっています。その理由は、フジテレビの金光社長が3月14日放送の第10話を例に挙げ『恋愛の描き方が、昔のトレンディドラマとはちょっと違った形に昇華したんじゃないかと思う』、小川専務も『ドラマとして恋愛模様も含めて“今のドラマ”として描かれていると思う』と自画自賛しているから。このドラマの視聴者である大半の女性は、伊藤沙莉演じる風呂光が整に恋心を抱くこと=恋愛模様に嫌悪感を覚えているのに、社長と専務がその点を『よし』としているので、どうかその勘違いに気づいてほしいと切望しているようです。
原作漫画とドラマに相違点があるのは当たり前のことですが、このドラマで描かれている風呂光は、『私なんか整くんに釣り合わない』と言いながらも、整の生活圏内にいることを死守しようとする“女が嫌いな女”の典型です。特に第10話では、原作漫画とは180度違う『仕事より恋愛優先』なドラマオリジナルの風呂光が強烈に描かれていたので、続編や映画では『風呂光をもっと仕事熱心な原作に近いキャラでお願いしたい』『女性脚本家なら女が嫌う女は書かないでほしい』『風呂光も丁寧にキャラ設定してほしい』といった声がネット上にあふれているようです」(女性誌記者)
続編や映画化も楽しみだが、風呂光が同性から反感を買わないキャラに変わっていることに期待したい。