2カ前に破局したばかりの2人が、監督と主演女優として現場で顔を合わせるとはさすがハリウッドか。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のヒットも記憶に新しいアカデミー賞女優のシャーリーズ・セロン(39)と、もはや名優の域を超えた存在でもあるショーン・ペン(54)。1年半の交際が破局したのは約2カ月前。ところがこの2人、ショーンが監督を務めるシャーリーズ主演の新作映画「ザ・ラスト・フェイス」の撮り直しが必要となり、南アフリカの撮影現場で再び顔を合わせることになったという。現場には2人とも無表情で現れたそうで、スタッフはピリピリ。撮影現場での話し合いで2人の間には確執が見え隠れしていたそうだ。
同作品の撮影中は熱愛中だった2人だが、シャーリーズは撮影時にこう発言していた。
「撮影現場でショーンはパートナーである一方で、彼は私の人生にとって愛する人でもあるの。だから初めて私のプライベートな生活の中にかなり仕事が入り込んできているような気がして辛かった。彼に対して信じられないほど不公平に振舞ったことも何度かあったし、彼も私に対して驚くほど不公平に接していると感じた時もあった」と。一部のメディアからは、監督と女優の立場で対峙した同作品の撮影がキッカケで関係に亀裂が生じたというウワサもあるが、ショーンの“変わり者”ぶりにシャーリーズが愛想を尽かしたという説もある。
なんといっても若かりし頃、当時の妻であったマドンナを路上で殴打したことでも有名なショーン・ペン。はたまた、少女時代にとんでもない壮絶な過去を経験しているシャーリーズ・セロン。この2人がタッグを組んだ新作は、緊張感たっぷりのかなり見ごたえのある作品に仕上がるだろうというのは、メディアの総意のようだ。