みなさんは、自分の話し方で気になる部分はありますか?
話し方のテクニックのひとつに“発声”がありますが、「小さくて聞こえないと言われる」「滑舌が悪いと言われる」など、いろいろな悩みがあるでしょう。実は、“好感度が上がる”発声方法というものもあるんです。
言語聴覚士である村上由美さんの著書「声と話し方のトレーニング」(平凡社刊)によれば、声が小さくて聞こえないと言われる人は、全体的に肺を動かすために使われる背中から胸にかけての筋肉が十分についていないケースが多いのだとか。つまり、パワー不足ということ。いい声を出すためにはいい姿勢を作ることもポイントとなりますが、まずは体幹部や腹筋、大腿部内側の筋肉であるインナーマッスルを鍛えることが大切なんだそう。
また、一般社団法人感動ヴォイス協会代表理事である村松由美子さんの著書「話し方に自信がもてる声の磨き方」(かんき出版刊)によると、滑舌が悪い原因は“その音を出すための口の形”が作られていないことなんだとか。口の形を明確に作るような練習をする必要があり、そのためには母音の5つの音を明確に発音するようにする。すると、一気に滑舌がよくなるそうです。
具体的には「お綾や お母上に お謝りなさい」を1回、次に「おあああ おああうえい おあああいああい」を3回言います。その後、「お綾や お母上に お謝りなさい」を1回言います。すると、最初に行ったときと比べて、発音が明確になっていることが分かるそうですよ。
好感度の上がる発声方法を身につけて、一目置かれる女性を目指すのはいかがでしょうか。