女優・上白石萌音が4月4日にスタートした新番組「ポップUP!」(フジテレビ系)に生出演。舞台「千と千尋の神隠し」でダブルキャストを務める橋本環奈との関係が明らかになり、話題を呼んでいる。
壮大かつ独創的な世界観が日本のみならず世界中で愛され続けてきたアニメ映画「千と千尋の神隠し」。宮崎駿氏による最高傑作を、世界で初めて舞台化。この舞台で千尋役を演じるのが上白石萌音と橋本環奈。帝国劇場で行われた3月の東京公演を終え、全国公演が始まるタイミングでダブルキャストの1人・上白石は役作りについて「完全に2人で一緒に役を作っていった。稽古をお互いにしているのを見て、アドバイスしあったり、コツをつかんだらお互いに教えあったり」とコメントした。
そんな上白石に、番組の月曜レギュラーの女優・佐藤仁美から「ダブルキャストだと揉め事とか、私はこうやりたいとかありそうだけど」とツッコミがあると、「そういうの期待されるんですけど、申し訳ないくらい仲がいい」と苦笑い。「タイプが全然違うから、ぶつかるところが全然ない」「本当にダブルの相手が環奈ちゃんで幸せだなと思いました」と答えている。さらに、ダブルキャストは公演が始まると会えなくなることから、お互いの舞台中に起きた出来事や、観客の雰囲気を報告する「交換日記」をしていることも明らかにした。
仲睦まじい2人だが、演技面では舞台経験の豊富な上白石に軍配が上がっているようだ。
「2011年『奇跡の人』の主役ヘレン・ケラーや2015年『赤毛のアン』のアン・シャーリー役など舞台経験の豊富な上白石は、セリフも情感たっぷり。持ち前の豊かで堂々とした演技が高い評価を受けています。一方の橋本は初舞台ということもあり、ハツラツとした可愛い千尋を演じていますが、セリフに抑揚が乏しく演技もまだぎこちないといった声が聞かれます」(女性誌記者)
公演は今後も大阪、福岡、札幌を経て、名古屋へと続く。ダブルキャストの評価がどう変わっていくのか、気になるところだ。
(窪田史朗)