「ヒップ周りや太ももがたるんできた……」と気になったら、筋肉を鍛えて引き締めるトレーニングを取り入れましょう。次のような方法なら、日常生活の中で手軽に実践することができますよ。
■歩く際の歩幅を広げる
普段の歩行も、工夫次第でトレーニングに変えることが可能です。歩幅を広げて大股で歩くようにすることで、ふくらはぎから太ももの筋肉までしっかり刺激することができます。おうち時間の増加で運動量が減り、ヒップ周りや太ももの脂肪が気になり始めたらぜひ取り入れてみてください。室内でも大股歩きを実践することで、運動量を劇的に増やせますよ。
■膝にタオルや紙を挟んで太ももを鍛える
太ももを引き締めて隙間を作りたい場合にオススメなのが、椅子に座っている間にできるトレーニングです。膝に紙やタオルを挟み、落ちないようにギュッと締めた状態を維持しましょう。とくに、無意識に膝と膝とが離れて脱力してしまう人は、このように何かものを挟んで落ちないように意識することで、筋肉を刺激して鍛えやすくなります。
■寝る前の“緩める”エクササイズ
下半身の筋肉を意識して過ごすようになったら、“緩める”ことにも意識を向けましょう。とくに、寝ている間にスムーズなメンテナンスができるよう、寝る前のタイミングで整えるのがオススメ。下半身をブラブラと小刻みに揺らして、こわばった筋肉をほぐします。立ったまま片方ずつ揺らしてもOKですし、仰向けに寝たまま両足を上げてブラブラと揺らしてもOKです。
下半身のボディラインを効率よく引き締めるには、筋肉を刺激して鍛えることと緩めて整えることをバランスよく取り入れましょう。無理なく手軽に取り組める方法を選んで、習慣化してはいかがでしょうか。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)