WEBメディアの運営・コンサルティングを行うビズヒッツが2022年2月、事務職をしている500人を対象に『事務職を辞めたいと思うときに関する意識調査』を実施し、そのデータをランキング化しました。500人の内訳は、女性361人・男性139人です。
どんなときに事務職を辞めたいと思うのか聞いたところ、1位は「仕事が単調・やりがいを感じないとき」。2位「眼精疲労・肩こり・頭痛・腰痛」、3位「仕事が多いとき」と続きました。1位について、具体的な回答は次の通りです。
「単純作業を毎日繰り返しやっていて、自分じゃなきゃいけないわけでもないし、私が辞めても誰も止めないだろうし、誰も困らないだろうなとふと思う(30代女性)」「ルーチンワークな作業を毎日やっていると、自分が何も成長できていないのではと感じてしまう(40代男性)」
男性の意見もありますが、やはり、誰でもできる仕事で成長が見通せないというところに限界を感じるようですね。
また、転職するとしたらどんな仕事をしてみたいかを聞いたところ、1位は「接客・販売」、2位は「営業」という結果に。どちらも人と関わりを持てる職種で、活動的な仕事であると同時に「仕事に裁量がある」「評価や成果がわかりやすい」など、事務職での不満を解消できるものが選ばれている結果となっていました。
不満を抱えている事務職にとって、「今とはまったく違う仕事がしたい」と思うのは当然のこと。とはいえ、事務職は必要な職種であるため、不満が溜まらないよう、仕事のやり方を変えたり職場環境を改善したりすることも必要なのかもしれませんね。