18年9月16日に惜しまれつつ引退した安室奈美恵さんに復帰への期待の声が上がっていることを4月13日、ニュースサイトの「週刊女性PRIME」が報じた。
同記事によると、今年4月4日に「ぎのわんハート プロジェクト」から初のグッズとなるマスクと絆創膏が発売されたが、同プロジェクトは安室さんが引退コンサートを行った会場のある沖縄県宜野湾市と市の観光振興協会、日本郵便沖縄支社が18年に発足させたもので、「沖縄県の子供たちの未来のために」という安室さんの意志を引き継いだものだ。
ほかにも、昨年12月には沖縄県内のセブン・イレブン限定で安室さん公認のキャラクター「emina」をデザインしたハンドタオルが発売されるなど、本人の活動がなくても関連グッズなど、話題が絶え間なく提供されているという。
その背景にあるのは、今年9月16日に迎える安室さんのデビュー30周年。その日に向けて“最後のビッグプロジェクト”が行われる予定で、それが引退した18年からデビュー日に毎年開催されている花火イベントだ。広告代理店関係者の証言によると、第1回が開催された当初からデビュー30周年までは続ける予定だったとされ、逆に言えば、関連イベントや関連グッズの発売は今年までとなる可能性が高いという。これまで以上に力が入ったイベントになることが予想され、安室さん本人もVTR出演など、なんらかの形でサプライズ登場することを期待する声が上がっているとか。
しかし、ネット上では《安室ちゃんは来ないと思う》《安室ちゃんの美学からすると、絶対に本人登場はなさそう》《ないない。安室ちゃんは絶対出ないと思う》など否定的な声が圧倒的だ。
「安室さんの復帰については、20年に安室さんの個人事務所が『namie amuro』のロゴを新たに商標登録したことをきっかけに21年9月に復帰するのではとの報道が出たこともあります。それだけ復帰への期待が高いということなのですが、当の安室さんは引退前のNHKのインタビューで『歌手・安室奈美恵はこれで完結。私がステージに戻ることはないです』と明言。そもそもの引退理由も11年ごろに声帯を壊して不安を抱えていたことだったと明かしています。ファンもそれをよく知っているからこそ『復帰はない』と過度な期待をしないようにしているのでしょう」(芸能記者)
安室さんが自身の引き際の美学を曲げない限り、復帰はなさそうだ。
(柏原廉)