眠気を吹き飛ばす、リラックスできる、集中力をアップさせる、脂肪を燃焼させるなど、さまざまな効果が期待される「コーヒー」。みなさんは、どんなタイミングでコーヒーを飲んでいますか? 次のように、目的に応じて飲むタイミングを調節すると、その効果をより実感できるようになりますよ。
■スッキリ目覚めたいときは……
朝、目覚めのためにコーヒーを飲む人は多いと思いますが、「朝起きてすぐに飲む」のは避けたいところ。コーヒーには利尿作用があるため、睡眠中に失った水分を補ってからでないと、水分不足を助長しやすくなります。白湯でしっかりと水分補給をして落ち着いてからコーヒーを楽しむか、朝食後に飲むのがよいでしょう。
■仕事に集中したいときは……
午前中の仕事のパフォーマンスを高めたい場合は、朝早くに飲むのは早過ぎるケースも。シャキッと脳が活性化した状態で仕事のスタートを切るために、仕事開始の30分前を目安に取り入れましょう。コーヒーには、緊張を緩める効果も期待できるため、プレゼンや商談など勝負どころの前に飲むのもいいですね。
■ダイエットを後押ししてもらいたいときは……
脂肪燃焼効果を得たい場合は、運動前のタイミングで飲みます。もちろん、飲んですぐに運動をすると体調を崩しやすいですから、運動の30分前を目安に、飲み終わって胃腸が落ち着いたことを確認してから体を動かすようにしましょう。
また、空腹時のコーヒーは胃腸を荒らしやすく、飲み過ぎも逆効果になります。寝る直前に飲むと眠りを浅くしてしまうため、このタイミングも避けましょう。1日にコーヒーカップ3杯程度を目安に、飲むタイミングを調節して日々のパフォーマンスを高めてはいかがでしょうか。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)