女優・黒島結菜がヒロインを演じる朝ドラ「ちむどんどん」(NHK)の第8話が4月20日に放送され、仲間由紀恵演じるヒロインの母親・優子が倒れてしまう場面に、ネットでは悲鳴にも似た声が上がった。
今回の朝ドラは、復帰前の沖縄を舞台に沖縄料理に夢をかける主人公と支え合う兄妹たちの絆を描くストーリー。ふるさとの“食”に自分らしい生き方を見出していくヒロイン・比嘉暢子を黒島結菜が演じている。
第8話では、やんばる小中学校の運動会が行われ、かけっこで一等賞間違いなしと思われた暢子がズックの破れるアクシデントで敗退。長男の賢秀が裸足で走り、見事一等賞に輝き名誉挽回する。ところがその一方で父親を亡くした比嘉家の財政は火の車。借金の返済に追われ、子供達の給食費も払えずに番組のラストでついに優子が倒れてしまう。
「そんな展開にネットでは、『もうこれ以上、大変なことになるのは勘弁してください』『もうやめて。見ていられない』と優子を心配する声が殺到。中には、第6話で夫・賢三(大森南朋)が亡くなり、その前の週の『朝イチ』にゲスト出演していたことから『えっ、今週のプレミアムトークは仲間由紀恵じゃないよね』といった悲鳴も上がっています」(テレビ誌ライター)
窮地に陥った優子役を演じる仲間由紀恵を、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)の主役たちが表敬訪問して、話題をさらっている。
「両番組は、隣接するNHKのスタジオで撮影。そこで主人公・北条義時役を演じる小栗旬が、盟友・三浦義村役を演じる山本耕史を伴って大河ドラマの衣装のまま、表敬訪問しています。仲間と小栗は2002年に放送されたドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)で教師と生徒役を演じて大ヒットを記録。一方の山本も仲間とは舞台で共演。ともに家族ぐるみの付き合いをしている仲だとか」(女性誌記者)
朝ドラと大河ドラマという国民的なドラマのコラボを期待する声もある。
「仲間も2006年にNHK大河ドラマ『功名が辻』で主演を務めており、時代劇の経験も豊富。サプライズで『鎌倉殿の13人』に出演したら注目を集めること間違いなし。さらに、小栗は朝ドラに出演したことがありません。もし、『ちむどんどん』で朝ドラデビューを飾ったら話題沸騰。視聴率アップ間違いなしです」(芸能ライター)
朝ドラと大河ドラマの夢のコラボ。スタジオが近いだけに、ぜひとも見てみたいものだが。
(窪田史朗)