子どもにはさまざまな経験をさせてあげたいけれど、家が汚れたり準備が大変だったりする遊びはできればしたくない……。そんな場合は、次のような遊びを楽しむのがオススメ。手で触って、感じて、創って、楽しむことができますよ。
■「絵の具」遊び
汚れやすい絵の具遊びも、工夫次第で手も服も汚れにくくなります。オススメは、ジップロックを使用すること。ジップロックの縁を空けておき、真ん中に何色かの絵の具を入れ、空気を抜いてしっかり口を閉じます(口が開きやすい場合は口が互い違いになるように二重にする)。準備はこれだけ。プニプニと指で押して絵の具の感触を楽しんだり、絵の具を寄せたり混ぜたりして色の変化を楽しみます。
■「氷」遊び
触るだけで、驚きと楽しさを感じることができる氷。暑い日には、氷1つで遊び抜いてはいかがでしょうか。溶けても水になるだけなので、「汚れないかな……」という不安を抱かずに見守ることができますよ。氷を積んでいけば普段遊んでいるブロックとの違いに驚きますし、溶けたり砕けたりして形が変わるのも面白いポイント。バスタオルの上に氷を置いて自由に触ったり、ボウルやプールの中に水と一緒に入れて遊んだりしても楽しいですよ。
■「小麦粉粘土」遊び
粉状の小麦がどのように粘土状になっていくのかを発見しながら、好きな形を作って楽しみます。小麦粉に加える水の量を変えることで、固体から液体まで多様な状態を感じることができます。家に粘土がなくても、粘土遊びができるのがうれしいポイントです。ただし、子どもがアレルギーを持っている場合は、寒天など別の食品を使いましょう。
おもちゃを買わずとも、家にある材料で遊びを生み出すことは可能です。手軽にできるものばかりですので、“おうち時間”に楽しんでみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)