昨年10月期放送のドラマ「最愛」(TBS系)で愚直なまでにヒロイン・梨央(吉高由里子)を愛し抜く刑事を好演した松下洸平。演じた役名が「宮崎大輝」だったことから、「大ちゃん沼」にハマる人が続出。ピュアで純朴な見た目でありながら胸板の厚い筋肉質な身体も、松下の魅力の1つとしてこのドラマでは大いに発揮された。
ところが、放送中の「やんごとなき一族」(フジテレビ系)で松下が演じている400年以上続く由緒正しき深山家の次男・健太ときたら、ツッコミどころ満載なのだ。
「いちばんの致命傷は、松下が庶民にしか見えないということでしょう。健太(松下)の兄・明人を演じる尾上松也も、弟・大介を演じる渡邊圭祐も、登場したと同時に名家の子息らしい華やかなオーラを発散しているため、そこに松下が並んでしまうとあまりの地味さに言葉を失ってしまうほど。ネット上でも『土屋太鳳演じる下町育ちの妻・佐都と並んでも、土屋のほうがお嬢様に見えてしまう』『松下洸平の演技は上手いと思う。が、ダダ漏れる庶民感をどうにかして』『松下は「最愛」で演じた宮崎刑事が着ていたようなお手頃価格のスーツは似合うけど、仕立てのいい高級なスーツを着ると七五三みたい』『松下洸平目当てで見てるけど、彼に名家の次男役は無理』といった声があがっています」(女性誌記者)
演技力ではカバーできないオーラ問題を、松下はどのように乗り越えるだろうか。