子どもに早寝早起きをさせたいけれど、そもそも夜に早く寝てくれない! 目がパッチリ冴えた子に、イライラせず寝るように促すのは至難の技ですよね。でも、早く眠れない理由が生活習慣に根ざしたものであれば、次のような方法で改善しやすくなりますよ。
■入浴時間を早める
入浴で体温が上がった直後は、スムーズに入眠しにくいもの。入浴中に大騒ぎするほど楽しんでいる子も、その興奮が冷めるまでには時間がかかりますよね。寝て欲しい時間の直前に入浴しているという場合は、入浴時間を早めてみましょう。
■夕食をなるべく早く済ませる
食後は眠くなりやすい時間ですが、食べてすぐに寝てしまうとスムーズに消化・吸収が進まず、胃腸に負担がかかってしまいます。すると、体調がすぐれず朝早く起きることができなくなり、その皺寄せでさらに夜の寝つきが悪くなるケースがあります。入浴、食事はできるだけ早く終えるように心がけると、快眠環境を整えやすくなります。
■夜のスマホ・PC視聴をやめさせる
入浴や食事を完璧に終えたのに、テレビや動画視聴、ゲームに夢中になって目が冴えてしまってはもったいないですよね。寝る前の刺激を避け、ゆったりとリラックスした気持ちで過ごすようにすることで、自然な眠気での入眠を促しやすくなります。動画を見る習慣がある場合は、絵本に変更するなどの身近な方法で画面から遠ざけるとスムーズにいきますよ。
子どもの「寝たいのに、眠くならないから寝れない……」という苦しみを防ぐことができれば、お互いにストレスなく寝かしつけを終えることができます。日々の過ごし方が入眠のしやすさを左右することもありますから、ぜひ現状の把握から行ってくださいね。
(Nao Kiyota)