女優・本田翼が4月25日放送の「ポップUP!」(フジテレビ系)に出演し、現在の所属事務所であるスターダストプロモーションからスカウトされた当時を振り返った。
本田は「スター☆ニュース速報」コーナーに登場し、“学生時代のモテ伝説”として、まだ13歳だった中学時代の出来事を回想。原宿や渋谷で買い物をしていると、芸能事務所のスカウトマンから次々に話しかけられたという。
その数は7人にも及び、番組MC・佐野瑞樹アナウンサーから「1日に7人から声をかけられるってどんな感じなんですか?」と聞かれた本田は、「ちょっと流れ作業でした。(ほかのスカウトマンに)話しかけられているのを遠くで見てらして、終わったら来てくださるんですよ。遠くから待ってくださってたりして」と説明した。
次から次へとスカウトマンから芸能界入りを誘われていた本田だが、実は「7人の方が、全員スターダスト。現在の事務所の方だった」と打ち明け、「(スカウト同士が)電話してたらしいんですよ。『あの子がそっち向かったぞ』って。ちゃんと連携を取っていたって、あとあと聞きました」という。
これに女優・佐藤仁美が「ほかの人に声をかけさせる隙も与えないようにだ。そんなことあるんだ。スターダストさん、スゴい。素晴らしい」と驚くと、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳も「何としてもあの子を、ウチの事務所に来てほしいってことだ」と感心していた。
「ネットには、『ショートカットにしてから人気が出たけど、それを見抜いていたスターダストすごい』『7人からスカウトされたと言われても納得してしまう』『10代のモデル時代は神がかるような可愛さでしたよね。スカウト争奪戦になるのがわかります』と、事務所の先見の明や、本田の美貌を讃える声があったほか、『本人が有名になってるのでネタというか、笑い話になるけど、大人が7人掛かりで1人の中学生を(悪く言えば)付け狙うって冷静に考えたら怖い。一歩間違えたら警察沙汰になりかねない行為』『まともな事務所ばかりではないし、普通に中学生からしたら恐怖でしかないよね』『普通は、同じ事務所の人から話しかけられたら極めて不快になるか、単純に怖いような』『こうやって表舞台で成功したから語れることだけど、女子中学生に対して大人が7人も付いて追いかけ回すなんて正気の沙汰じゃないよ。自分が娘からこれを聞いたら警察に相談するかもしれない』との指摘も。“モテ伝説”として紹介されたエピソードでしたが、街中で13歳の女子学生を囲う7人の大人という構図には、引き気味なリアクションを上げる人も少なくありませんでした」(テレビ誌ライター)
事務所からすれば、なりふり構わず所属させたい逸材だったということなのだろう。
(木村慎吾)