5月13日から公開される映画「シン・ウルトラマン」。日本を代表するキャラクターのこの最新作では、主演の斎藤工をはじめ数々の豪華俳優陣が勢ぞろいする。
「今作では巨大不明生物【禍威獣(カイジュウ)】が次々に登場。そのため日本政府は、禍威獣対策のスペシャリスト『禍威獣特設対策室専従班』、通称禍特対『カトクタイ』を設立。日本の平和を守る彼らの活躍が描かれています」(芸能ライター)
この作品では、班長の田村役として西島秀俊が登場する。西島は映画の公式サイトで「世界的人気で誰もが知る“ウルトラマン”を、あの『シン・ゴジラ』チームが再集結して映画化するとお話をうかがった時の驚きと興奮が、いまだに冷めません」と喜びを語っている。
今や映画にドラマに引っ張りだこの西島。俳優人生で大きな転機となったのが、2002年に公開された北野武監督作『Dolls』への主役抜擢だという。
「昨年出演した『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)では、無名だった時代に『ある日突然、北野武さんの控室に呼ばれて』『髪切れる?』など質問され、その5分後に『Dolls』の台本を渡されたと回顧。『本当に数秒で人生が一気に変わった』と感慨深げに話していました」(女性誌記者)
そんな西島と北野を結びつける共通の趣味がある。それが数学だ。
「過去に出演した番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、北野との出会いや撮影エピソードなどを披露。そこで『北野さんはなんか急に紙に数学の問題を(書いて)『はい』って渡してきて。ちょっと待ってくださいって言って(解く)。そういうコミュニケーション(の取り方)』と語っています。北野は明治大学工学部の出身。西島も理系だったので、ずっと数式のやり取りをしていたようです」(前出・女性誌記者)
実は西島は数学が趣味。2019年に出演した「林先生の初耳学」(TBS系)では「スイーツと数学が好き」と告白している。
「過去に『ORICON NEWS』が配信した『Drama&Movie』で、西島と北野の対談が行われ、ここでも『取材の合間に、頭を寄せ合って数学の問題を解くふたりの姿が、とても微笑ましかった』と、数式を解いている様子が報じられました」(芸能ライター)
西島と北野を結ぶ数学。この趣味がなければ、西島のブレイクはなかったかもしれない?
(窪田史朗)