放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿13人」で源頼朝を好演中の大泉洋。三谷幸喜が描いている頼朝は、女性に対して下半身がだらしなく、自分の欲のためには平気で嘘をつき、昨日は友のように接していた御家人を翌日には別の御家人に命じて首をはねる、自分の近くに存在したら嫌いになること間違いなしのキャラクターのため、大泉自身の好感度まで下がっているようだ。特に4月17日放送の第15回「足固めの儀式」では、数多くの御家人たちの目の前で上総広常(佐藤浩市)を討ち取らせるという、人でなしな行動をとったため、「頼朝嫌い」がツイッターのトレンド入りを果たしたほどだ。
大泉も、「鎌倉殿13人」がスタートする前の昨年12月にあった記者会見で「倒しちゃいけない人を倒していく頼朝さんって、たぶん人気が下がるんだろうと思う」と現在の状況を予言していたという。
「ネット上では、放送中のドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)で綾瀬はるか演じる剣持麗子と関水渚演じる森川紗英という女王様気質の2人に対して、大泉演じる篠田敬太郎が下僕のように尽くしてもぞんざいに扱われることで、頼朝を演じていることで下がってしまった好感度が上がるのではないか、と見る向きもあるようです」(女性誌記者)
自身が演じている頼朝が嫌われることは役者冥利に尽きるだろうが、「三度の飯より好感度が好き」と言いまくっている大泉にとっては、決して穏やかではない現象なのかもしれない。