NHKは5月10日、23年度前期の連続テレビ小説「らんまん」のヒロイン役を発表。主演の神木隆之介が演じる槙野万太郎の妻・寿恵子役に女優の浜辺美波が決定した。
同作は日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎をモデルとした、激動の時代の渦中でひたすらに愛する草花と向き合い続けた植物学者の波瀾万丈の物語。浜辺は植物研究に突き進む夫のために苦しい家計をやりくりし、貧しくも楽しく明るい家庭を築く妻を演じる。
出演決定に当たって浜辺は、「脚本の長田育恵さんともお話をさせていただき、夫を支えるひたむきな妻、という姿だけではなく寿恵子さん自身が植物のように根を強く張りたくましい女性として生涯を万太郎さんと駆け抜けて行けたらよいなと思っております。観てくださった方に快い笑顔になっていただけるよう精一杯努めます。2023年の春を迎えるのが今から楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。
主演の神木も「浜辺美波さんのお名前を聞いた時、純粋に嬉しかったです。心から信頼をしている方なので万太郎と寿恵子さんの関係にこの信頼を乗せて築き上げていけたらいいなと思っています」とコメントし、共演の喜びを語った。
ネット上では《浜辺美波さん、好きなのでぜひ頑張ってほしいです。ただ、貧乏な役のイメージが浮かばないので、どう演技するか興味深いです》《浜辺美波さんも神木隆之介さんも実力のある素敵な俳優さんですので、期待できると思います。楽しみに待ちたいです》《いい意味で綺麗なんだけど本人の印象が薄く、役に染まりやすいし主役にも引き立て役にもなれるような女優だと思ってるので楽しみです》など期待の声が続出している。
「浜辺と神木は19年の映画『屍人荘の殺人』で共演済み。映画のプロモーション活動では当時、同じく共演した中村倫也とともに3人の仲のよさも注目されていました。また、浜辺は昨年6月発売の雑誌『VOCE』8月号のインタビューで仲のいい俳優として神木の名前を挙げており『お兄さん的存在です』と語るなど信頼も厚い様子。今回の配役はベストチョイスだったと言えるのでは」(芸能記者)
息の合った演技を見せてくれそうだ。
(柏原廉)