元SMAPでタレントの中居正広が5月22日放送の「中居正広のただただ話すダーケ」(テレビ東京系)に出演し、同グループでメンバーだった俳優・草なぎ剛の真面目さに感心する場面があった。
この日、ゲストとして出演した俳優・尾上右近と高岡早紀の出身校である堀越高等学校の「芸能コース」にまつわる話題になると、中居は同校の芸能コースを卒業した草なぎのエピソードを語り始めた。
「草なぎって堀越で芸能コースに入ったんだけども、無遅刻、無欠席」と明かした中居は、「バリバリSMAPだったけど、1回も休んだことがない」と、多忙な芸能界での仕事と学業を両立させていた草なぎの学生時代に言及。しかも、当時の草なぎは埼玉県の春日部に住んでおり、片道2時間をかけて堀越高校に通っていたという。
中居は「朝5時半に起きて、6時くらいに出ないと間に合わないんだけど、1回も遅刻したことないんだって」と真面目な草なぎに感心。すると、お笑いコンビ・おぎはやぎの矢作兼は、同じ事務所のアンタッチャブル・山崎弘也も春日部出身だと指摘し、「春日部の人って真面目なのかな」「ザキヤマも1回も休んだことない。無遅刻、無欠勤で最後まで」と驚いていた。
「草なぎ本人も2021年4月3日に更新したYouTube動画『草なぎ剛のこれってウソ?ホント?』の中で、高校時代に2時間をかけて通学し、しかも3年間無欠席という伝説を『本当です』と断言。無遅刻という功績も相まって、芸能コースの学生として史上初となる『堀越賞』も受賞したようです。本人からすると、芸能人として多忙を極め、『すいません、今日早引きさせていただきます』『仕事があって遅れちゃいまして』と話すのが当時の夢だったようですが、SMAP以外の個人での仕事があまりなかったと吐露。周囲からは『なんであの人、春日部なのに、芸能人なのに、普通に来てるの?』と変人扱いされたと振り返っていました。
その3年間の生活で忍耐力や『乗り越える力』を養ったと語っており、今回、そんな草なぎの真面目さを物語るエピソードを、元メンバーの中居が地上波テレビ放送で口にしたことから、ネットには『中居くんが自分のことのように自慢げに話してて嬉しい。中居くんって、メンバーのエピソードでも、つよぽんの話をすることがいちばん多い気がする』『中居くんがメンバーのことを嬉しそうに語るのを見ているとこちらも嬉しくなる』『SMAPメンバーの話を聞けるのは最高』との反応や、『芸能コースで無遅刻無欠席ってかなり男気あるよ』『真面目に素直にやってきた結果、今では日本を代表する俳優の1人に』『仕事も勉学も手を抜かない感じは高校生の時からだと知れて、凄くいいエピソード』『剛くんは本当に真面目』『ほかのメンバーにはない経験をしたのも、草なぎさんの将来に役立っているよね』などの声が集まっています」(テレビ誌ライター)
同校での「堀越賞」受賞を「そっからだよね。僕の人生の始まりは」とも表現した草なぎ。地道な努力を積み重ねる優等生タイプのキャリアがスタートしたのは、堀越での成功体験がベースとなっているのかもしれない。
(木村慎吾)