Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務めるドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(フジテレビ系)が、7月17日の第1話で視聴率6.5%と爆死。早くも先行きが危ぶまれている。この惨敗ぶりに、中島と女優・吉田羊の連泊デートなどが影響しているとの見方もあるなか、韓国ドラマに詳しい女性誌ライターは、そもそも中島を抜てきしたのがミスキャストだと舌鋒鋭く指摘する。
「このドラマは2014年に韓国で放送され、社会現象にもなった大人気ドラマ『ミセン-未生-』をリメイクしたもの。プロ棋士になる夢に破れた高卒の主人公が、後援者の紹介で総合商社にインターンとして入社するというストーリーはまったく同一です。その主人公は韓国で『理想のサラリーマン』と評価されていたのですが、残念ながら中島クンにその役は荷が重すぎるようですね」
韓国のオリジナル版で主役を演じたイム・シワンは、現地では知らぬ人のいない人気アイドルグループのメンバーで、そこは中島との共通点と言えるかもしれない。だが二人のキャラを比べると、中島がこの役に合っていないことが際立つというのだ。女性誌のライターが続ける。
「ドラマの舞台となる総合商社は高学歴揃いの会社ですから、いくら設定上は高卒とは言え、主役を演じるには内に秘めた頭の良さが必要。その点、国立・釜山大学卒のインテリであるシワンは適役でしたが、堀越高校卒業の中島クンでは役にリアリティを感じられないのも当然でしょう。またシワンはバイオリンを弾きこなすなど育ちの良さでも知られ、それも商社マン役に向いている理由のひとつでしたが、中島クンにはそういった要素も欠けています。Hey! Say! JUMPの中では“俳優班”かもしれませんが、残念ながらどんな役でも演じられるというわけではなかったようですね」
そもそも中島に「プロ棋士志望」や「大手商社マン」の役が似合わないのは明らかなはず。それをジャニーズだというだけで配役したフジテレビは、得意とするはずの韓流ドラマにおいてもファンにそっぽを向かれてしまったようだ。
(白根麻子)