俳優の林遣都が7月期のドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系)に仲野太賀とW主演することが明らかになった。
日本テレビで初主演となる林が演じるのは、ヘマをして停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介。部署がバラバラでワケありの4人が、それぞれこじれた事情を抱えながら、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明するというストーリーだ。
「脚本を手掛けるのは、映画『花束みたいな恋をした』や数々のヒットドラマで知られる人気脚本家・坂元裕二氏。話題作だけに林にとっては大きなチャンス。自身も視聴者に向けて『本当に面白い脚本なので、それを体現しなければならないプレッシャーもありますが、坂元さんが思い描く以上のものを出せるように精一杯頑張ります』と意気込みを語っています」(女性誌記者)
W主演の仲野は、林のデビュー作である映画「バッテリー」で共演。今回共演するにあたり、仲野は「“遣都くんって何回売れるんだよ!”っていうのがあって、今回の林遣都って僕の中では第4章くらいになるんです。『バッテリー』から始まって、その後『火花』『おっさんずラブ』があって、“いつまで売れ続けるんだろうな、この人”って感じですごいと思っています」とコメントしている。
「林は2007年、映画『バッテリー』で主演を務めて日本アカデミー賞新人俳優賞を始め、数々の映画賞で新人賞を受賞。その後、若手俳優として活躍してきましたが、昨年、映画『犬部』で主演。映画『恋する寄生虫』では、小松菜奈とW主演するなど着実にステップアップ。今作で注目されれば、GP帯の主演俳優の仲間入りを果たす可能性も十分にあります」(女性誌記者)
今回、「初恋の悪魔」を手掛けるスタッフは、2010年に全話平均視聴率12.9%を記録した坂元裕二氏脚本の「Mother」(日本テレビ系)、そして2013年、全話平均視聴率13.6%を記録した、同じく坂本裕二氏脚本の「Woman」(日本テレビ系)を制作したヒットメーカーチームだ。
「2018年には広瀬すず主演のドラマ『anone』(日本テレビ系)が放送されましたが全話平均視聴率6.1%と視聴率的には惨敗。それだけに、今作で主演を務める林へのプレッシャーも大きいはず。失敗は許されません」(前出・女性誌記者)
果たして、今作でGP帯主演俳優の仲間入りができるのか。
(窪田史朗)