ネットでの買い物が一般的になった今、宅配便を受け取る回数も増えたのではないでしょうか。そんなときに便利なのが「置き配」。非対面・非接触ですし、不在時でも受け取れます。ただ、受け取り時にはさまざまな不満もあるようです。
■置き配のよくある不満
「盗難の心配」「屋外だと雨に濡れる」「オートロックマンションでは置き配してもらえない」など、共感する方も多いのではないでしょうか。でも、最近はこれらの不満を解消するためのサービスも登場しているので、活用してみてはいかがでしょうか。
■置き配の不満解消策
LIXILの「ATOMO(アトモ)」は、自宅の玄関ドアに付けるだけのコンパクトな宅配ボックスです。配達員は専用バッグ「OKIPPA(オキッパ)」に荷物を入れて施錠するだけでOKなんだとか。これなら、盗難や雨に濡れることもありませんね。
オートロックマンションだと、留守中は配達員がマンションの中に入れないので玄関先での置き配ができませんが、宅配ボックスがあるマンションに住めば、置き配ができなくても不在時に荷物を受け取れます。
宅配ボックス付きマンションでも、ボックスが満杯になってしまっては受け取りができないケースもあります。そんな課題を解決するのが、PacPortがアイホンと共同開発した荷物認証宅配システム「Pabbit(パビット)」です。
配達員が荷物の伝票番号(バーコード)を認証キーとしてオートロックを解錠することができるので、不在時でも入館が可能になります。各階・各戸の専用宅配ボックスに届けられる他、置き配も可能なんだとか。すでに、建築中の分譲マンションや既存の賃貸・分譲マンションで導入が進んでいるそうですよ。
今後、ますます置き配周辺のサービスは進化していくはず。置き配で困っていることがあるなら、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。