にこるんの愛称で“おバカキャラ”としてブレイクした、モデルの藤田ニコル。だが、7月10日に行われた参議院選挙の特別番組に出演したことから、意外な評価が高まっている。
藤田は、自身が選挙番組に出演する意義について「私なんかが(投票に)行っているんだから、他(の人)も行かなきゃヤバイって思うじゃないですか。それが(投票する)きっかけになってくれれば」と発言。
これに対し視聴者からは「ニコルが出ることで若い世代が選挙について考えるきっかけになるならいいと思う」「最初馬鹿な人なのかな? って思ったけど、真面目で考えもしっかりしていて好感度が上がった」など好意的に受け入れられたようだ。
芸能記者は「藤田はただのおバカじゃない」と言う。
「いつも明るい藤田ですが、実は結構な苦労人なんです。家族は、母親と父親違いの弟と3人暮らし。モデルになったのは、スナックのママとして働く母親に“楽をさせたい”との一心からで、ハングリー精神もある。彼女が働き始めてようやく家にクーラーを付けられたと言っていました」
藤田本人は「勉強できないおバカだけど、礼儀知らずのおバカはイヤ」というポリシーがあるようで、共演者への楽屋挨拶は“部屋の中に入らず、外から挨拶する”ことを心掛けているという。
そんな礼儀正しいところも、共演者から可愛がられているようだ。