7月14日にスタートしたドラマ「はじめまして、愛しています。」(テレビ朝日系)で、挫折続きのピアニスト、梅田美奈を演じている尾野真千子。今期クールのドラマはアイドル女優が主演を務めている作品が多いなか、尾野は女優としてしっかり地に足の着いた演技を披露し、視聴者を安心させてくれている。しかし、今回の「お嬢様役」には疑問を呈する意見も。
「さすがに、尾野に“有名ピアニストのお嬢様で本人もピアニスト”という設定は厳しい。お嬢様ならではのおっとり感やピアノ奏者独特の繊細さが尾野からは感じられません」(広告代理店関係者)
確かに、尾野がこれまで演じた役どころは、元気と根性でのし上がっていくようなパワフルなイメージを持つ人も多いのではないだろうか。
「尾野は、いわゆる“育ちの良さ”とは対極にある“ガッツ”を感じさせる女優なんです。親の七光りと陰口を言われて思い悩む姿には、どうしても違和感がある。ネット上でも『演技は上手いけど、人となりが出ちゃっててなんか違う』『猫ふんじゃった弾きそう』『品がない』といった声が上がるのも当然といえるでしょう」(前出・広告代理店関係者)
誰からも演技上手は認められる尾野だが、品性や雰囲気までを操ることはできないようだ。