俳優・菅田将暉が6月7日に「惑う糸」を配信リリース。アーティストデビュー5周年を記念して、ツアー情報など5つの企画が発表された。
新曲「惑う糸」は作詞・作曲・編曲・MV監督を令和を象徴するマルチアーティストVaundyが担当。夢の中で彷徨う男が夢見るポップスターに変身するといったコンセプト。その魅惑的で華麗なポップスター役をMVでも菅田が演じている。菅田自身も「摩訶不思議な世界に見えてじっくり見れば見るほど自分ごとに見えてくる。Vaundy監督の遊び心がふんだんに詰まったMV、ぜひお楽しみください」とコメント。この曲は、報道番組「news zero」(日本テレビ系)の新しいテーマソングにも決まっている。
「菅田は2015年に主演したドラマ『ちゃんぽん食べたか』(NHK)でさだまさしをモデルにした役を演じてから、ギターを練習するようになり、翌年は番組『さんまのまんま』(フジテレビ系)で吉田拓郎の『人生を語らず』の弾き語りを披露。この演奏をテレビで見ていたレコード会社の担当者に誘われたことから、プロデビューのきっかけをつかみました。その後、2017年には映画『キセキ‐あの日のソビト‐』で共演する成田凌、横浜流星、杉野遥亮と劇中でグリーンボーイズを結成してCDデビュー。2019年にはソロで『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、アーティストとしても年々、進化を遂げています」(音楽ライター)
菅田は俳優業と並行して音楽活動を行うことについて「毎日毎日役のことばかり考えている状態が何年も続き、徐々に自分のアイデンティティがわからなくなった」と以前のインタビューなどで告白。音楽活動をすることで「自分の言葉で、衝動的に言葉を発せられる感じが新鮮」であり、「役作りするにあたっても、自分の軸がないとわからなくなる」と音楽活動の重要性について語っている。
「新曲リリースのほかにも10月末から全国ツアー『クワイエットジャーニー』を開催。さらに過去のライブ映像4本をYouTubeでプレミア公開するなど、今年はアーティスト菅田将暉が堪能できそうです」(女性誌記者)
アーティスト菅田将暉の活躍が、今年は大いに注目を集めそうだ。
(窪田史朗)