毎朝の起床時間は「3時半」で、同棲中の恋人とも顔を合わせるのは「1日2時間あるかないか」。そんな超多忙な日常生活を明かしたのは、今春に昼の情報番組「バイキングMORE」(フジテレビ系)を卒業したタレント・坂上忍だ。
坂上が多忙な理由は、仕事というよりもむしろ、ともに暮らす「犬猫23匹」の存在だ。6月6日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)にゲスト出演した坂上によれば、その23匹の犬猫のために、「毎日2時間~3時間をかけて散歩をしている」という。
トータルで1日に6回ほどの散歩が必要で、早朝は坂上がこれを担当し、仕事がある場合には、同棲中の「彼女さん」に任せることもあると説明。現在の住まいには、猫専用の「はなれ」もあり、「僕がワンコ、彼女さんがニャンコを育てていて」と役割を分担させているという。その結果、坂上は同棲中の彼女とも「1日に会うのは2時間あるかないか」と明かし、共演者を驚かせていた。
「自分よりも犬猫の暮らしの快適さを優先し、自宅の構造も、完全に彼らのために設計されているといっても過言ではない坂上家。昼の生放送の『バイキング』のMCを担当していた頃から、坂上の散歩のルーティンは変わっておらず、同番組卒業後の現在も、彼らのためにやることが山積みのようです。週に3本ほどのペースで動画が更新されているYouTubeチャンネル『坂上家のチャンネル』でも、ネタはもっぱら犬猫に関するものばかりで、世間からは『犬猫さんへの接し方、凄いなと思う』『動物を愛する坂上さんを尊敬します』『犬猫に向ける優しい笑顔は本物だと思う』などの声や、同棲中の恋人との関係性についても『周りがとやかく言うべきではない。私は素敵だと思う。信頼関係があるんでしょう』とする反応がありました」(テレビ誌ライター)
坂上は、そもそも自身が愛犬家となった発端について、17年12月放送の「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)にて、20代の頃に多忙を理由に幸せにすることができなかった飼い犬のコーギーの存在があると打ち明けた。仕事や付き合いの多さを言い訳にし、十分にコーギーの世話をできず、最終的には知人へ譲り渡すことに。この悲しい経験から、後に愛犬家としての生活を送ることとなり、現在に至るという。
同棲中の恋人もまた、そんな坂上の生活ルーティンに理解を示しており、犬猫を囲んだ不思議な生活についても受け入れることができているのかもしれない。
(木村慎吾)