タレントの千秋が6月12日、ラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)にゲスト出演。自らが、番組パーソナリティの爆笑問題・田中裕二とその妻でタレントの山口もえを結びつけた“キューピッド”だったことを明かした。
売れる前からの旧知の仲である千秋、田中、太田光の3人。昔話に華を咲かせる中で田中から「うちは奥さんも千秋ちゃんと仲よくて」と振られた千秋は、「これ喋ってもいいの?」と切り出し、「2人が付き合うようになったのってさ、私が頑張ったからだと私は思ってるの」と告白。
千秋によると、お笑いタレント・東貴博の結婚式で出会ったのをきっかけに田中と山口は何度か食事に行く仲になったが、「告白されたりとか何もない」と山口から聞いていたという。
当時、山口は田中に好意を抱いていたが、自分からは言えないし、田中からも何にも言ってこない状態だったという。その理由として千秋は、2人は常に個室を取って食事をしていたが、山口は前夫との子どもたちが常にそばにいたため、2人きりになる瞬間が全くなく、帰りも田中は店の前で山口と子どもたちをタクシーに乗せて帰らせていたためだったからと明かしつつも、「(田中から)電話とかでもそういう話はない。手もつながない」と暴露。
そのため千秋は番組で共演した際に、田中に山口への気持ちを尋ねたところ、「別にいいよ~」という照れ隠しのような態度をしていたため、「なんで手もつながないで、なんで腕組むとかそういうこと言わないの。ずっと待ってんだからね!」と去ってゆく田中の背中に向かって叫んだという。その時、千秋の前を歩いていた田中はちょっとだけ振り向いて「う、うん」と頷いたとか。
しかし、このエピソードについて田中は照れ隠しか「覚えてない」と即答。千秋は「もえちゃんの気持ちを先に伝えているから、ちょっとお節介だった」としつつも、「でも、その次のデートの時に聞いた。一部始終聞いた」と明かしていた。それでも「本当に覚えていない」と言う田中に対して千秋は、「(本当のこと)言わなかったら言っちゃうよ、タクシーであったこととか」とさらなる暴露を示唆。すると田中は、騒ぎ立てる太田にうんざりしつつも千秋に対して、「本当に帰ってほしい。番宣あるんだったら先に言って」とタジタジの様子を見せていた。
ネット上では、《流行りの暴露にのっかったな》《これは夫婦になって時間経つと恥ずかしいやつだから言わないでほしいヤツ》《田中としては言わなくてもわかるだろってことなんだろうね》などさまざまな感想の声が寄せられ盛り上がっていた。
「当時、千秋は田中と山口の交際が週刊誌で報じられた際も『雑誌に書かれているようなことは先走りすぎ。温かく見守ってあげてください。ガツガツ来られると、話もなくなっちゃうので』と記者をけん制。田中と山口の結婚発表後は自身のツイッターで『山口もえちゃんが生放送で田中さんとの結婚を生報告しててそれ見てるうちに気が付いたら号泣』とツイートしていました。それらも自身がキューピッド役だったからなのかもしれません」(芸能記者)
キューピッド役の喜びもひとしおだったようだ。
(柏原廉)