「不貞はするのにデートはしない派?」。そんなヤジが飛び交ったのは、テレビ朝日・田中萌アナウンサーのある発言に対してだった。
「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)の6月19日放送回で、若者の“デート離れ”が明るみとなった統計について特集。内閣府の調査によれば、20代男性のおよそ4割がこれまで「デートの経験がない」と答え、20代女性も2割5分が同様の結果だったという。
これについて意見を求められた30歳の田中アナは「私、デート行きたくない人間なんです」とあまり異性との遊びには積極的ではないと回答。共演者からは驚きの反応があふれたが、田中アナは「面倒くさいじゃないですか、全て。顔が見られたくないとかそういう話ではなくて、誰かと予定を合わせて出かけるっていうのが結構苦痛」と説明した。
朝から晩まで過ごす、ガッツリとしたデートではなく、「夜ご飯くらいでいい」と語る田中アナ。「夜20時から飲んで、解散ぐらいが私はいちばんいい」とのことで、「嫌なんですよ。何時集合で、とか、車で迎えに来られたりしたらいちばん嫌かもしれない」とも語った。
「この田中アナの見解には、共演者のユーチューバー・たかまつななも『丸1日潰れるのが嫌ですよね』と同調し、世間からも一部で共感する声が散見。一方で、『不貞はするのに』『ググったらめっちゃウットリした顔でデートしてて笑った』『デートは苦痛か。でしょうね』『デートは行きたくない。でも、たとえ不貞でも恋愛はしたい。自分の過去はないことになっているのかな』などのツッコミが相次ぐことに。
田中アナは2016年に同局の先輩アナとの番組内不貞が発覚し、大バッシングを受けると、レギュラー番組を降ろされ、自宅謹慎に。翌年の深夜番組で復帰しましたが、2020年1月にはベーシストとの“週イチ通い愛”を報じられ、イチャつくデート現場をスクープされています。この一連の報道により、デートに嫌気がさしてしまったのかもしれませんが、ネットには『不貞じゃ大っぴらにはデートできないもんな』『自宅でイチャイチャしたいのね』『不貞はするのにデートはしない派っていうのはちょっと‥‥』などのヤジが並ぶことに。不祥事からは6年が経過していますが、まだ知名度を確立できていない入社2年目でのスキャンダルだったこともあり、世間からすると、“田中萌アナ=不貞報道”といったイメージしか持たれていないのは仕方がないでしょう」(テレビ誌ライター)
田中アナにとっては永遠に葬り去りたいであろう過去だが、視聴者の脳裏にはまだまだ焼き付いて離れないのかもしれない。
(木村慎吾)