何かをやろうとしてやれなかったとき、「時間がない」という言い訳をして、落ち込んでしまったことはありませんか?
例えば、「ダイエットをしたいけれど、運動する時間がない」「髪をサラサラにしたいけれど、ヘアケアの時間がない」などです。でもそれって、実は時間がないのではなくやる気がないだけ。これは、「忙しい」も同様なんです。
目標実現の専門家でメンタルコーチの大平信孝さんの著書「やる気に頼らず『すぐやる人』になる37のコツ」(かんき出版刊)によれば、時間がないなどの言い訳は、行動しないことを正当化しようとしているだけなんだとか。
では、どうすればいいでしょうか。言い訳をしてしまったらそのまま言いっぱなしにせず、その都度、言い換えてみるといいそうです。例えば、「時間がないから無理」と言ってしまったら、「時間がないから無理と思っていたけれど、時間は自分で生み出せるものだった」「時間が足りないから、朝の時間にやってみよう」などです。
また、ライフコーチであるマーク・レクラウさんの著書「習慣を変えれば人生が変わる」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)によれば、人は言い訳をするけれど、何かをやるときに完璧なタイミングなどは永遠に訪れないのだから、今すぐに始めたほうがいいのだとか。時間がない人も、行動すれば時間はみつかるそうですよ。
つい言い訳してしまうことって、誰もがあると思います。でも、そんな自分を自虐的に捉えるのではなく、ぜひ前向きになるよう努めてはいかがでしょうか。