「結婚はしたいけれど、なかなかいい人に巡り合えない……」。とくに、コロナ禍でテレワークが増えたりお酒を外で飲む機会が減ったりしているため、余計に出会いにくさを感じている人も多いのではないでしょうか。では、今はどんな人が結婚しやすくなっているのでしょうか?
■調査結果で分かった“結婚”しやすい人とは?
IBJ日本結婚相談所連盟の結婚相談ネットワークが行った調査結果によると、男女ともに「お酒を飲む人」の方が「飲まない人」よりも成婚率が高いことが分かったそうです。
具体的には、お酒を飲む男性の成婚のしやすさは124.1%、女性では111.8%という結果でした。付き合い程度に飲む人でも、女性では101.7%と100%を超えています。
アルコール離れも進んでいるようですが、やはりお酒は恋を促進させてくれる効果があるようです。
■お酒を飲む人が好まれる理由
では、なぜお酒を飲む人のほうが成婚率は高いのでしょうか。
第一の理由として、一緒に楽しい時間を過ごしたという記憶が残りやすいため、精神的な距離が縮まりやすいことが挙げられるでしょう。心理学にランチョンテクニックというものがある通り、人は食事をしながら会話をした相手に好意を抱きやすいのです。
「お酒は全然ダメなんです」と言ってしまうと、デートの幅も狭くなってしまい、せっかくの出会いが恋や結婚に繋がりにくくなってしまうんですね。
■共通点があると距離が縮まりやすい
もうひとつの理由として、共通点がある人とは距離が縮まりやすいというものが考えられます。自分がお酒を飲みたいのに相手はお酒が全然飲めないとなると、なんだか寂しい気持ちになってしまいますよね。
相手がお酒好きだと分かっているのなら、ある程度はお付き合いでも飲んだほうが恋にはポジティブに働くのです。
ほどよい量のお酒は、時代を超えて人間関係を円滑にしてくれるツールなんですね!
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。