女性との肉体的な接触には興味なし──。
“超草食”な恋愛観を明かし、女性陣を驚愕させたのはクールなキャラクターで知られる社会学者・古市憲寿氏だ。
フリーアナウンサー・鷲見玲奈、女優・水野美紀、お笑いタレント・ヒコロヒー、歌手・PORINの4人がMCを務めるガールズトークバラエティ「ドーナツトーク」(TBS系)の6月26日放送回では、ゲストに古市氏が出演。“恋バナ”がメインテーマとなる同番組とあって、水野がさっそく同氏に「女性とお付き合いしたことあるんですか?」と質問したところ、「ありますけど、でも、距離は置きたいんですよ」と持論を展開した。
恋人と泊まりの旅行に出かけても「部屋は別々がいい」とし、「だって、水回りを共有したくないじゃないですか」と説明。驚きのリアクションを浴びつつも、「水回りはいちばん汚くなり得るじゃないですか。1泊とかするんだったら、部屋は分けたほうがいいんじゃないかなって」と続け、「部屋は2つあったほうがいい。ご飯は一緒でもいいですけど、お風呂は別々でいいんじゃないですか」とのことだ。
また、宿泊先では「寝る時も別々で」と語ると、これにヒコロヒーが反応。体の関係にまつわる疑問を口にし、古市氏は「なんか、まぁ渋々あってもいいんですけど」とあまり乗り気ではない様子だ。
これには女性陣から「えー!」と驚かれ、ヒコロヒーも「渋々!?」とツッコミ。古市氏は「そんな、まぁ積極的には」と草食な一面を見せた。加えて、仮に結婚するにしても、その後の生活は「同じマンションの別の部屋ぐらいがいい」とし、「ずっと一緒だと、ちょっと疲れちゃいません?」と語った。
「ほかにも、恋人とのキスは『不潔』だと述べ、そもそも、恋人同士がなぜキスをするのかわからないと主張。潔癖症であり“超草食”でもあることを明かした古市氏は、終始スタジオの女性陣からあ然とした反応を浴びていましたが、世間からは『古市さんらしい』『わからないでもない』『なんかすごく共感できますね』『人それぞれだと思う。どちらも間違ってないし、正解でもない』と理解する声も散見。また、同じマンションの別部屋での結婚生活を望むとする考え方にも『そういう結婚スタイルもアリなんじゃないかと思います』『毎日一緒に暮らして、自分のペースを乱されてイライラするなら別居婚もあり』などの反応がありました」(テレビ誌ライター)
古市氏は2019年9月25日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)でも、フリーアナウンサー・大橋未歩から、恋愛についての質問を受け、「今は付き合ってる方はいないです」「お付き合いは、たまに、渋々します」と素っ気ない回答。女性との交際がなかなか長く続かないことを明かすと、その原因を「大橋さんって恋愛に関してアグレッシブじゃないですか。そういうのがあんまりない。パッションが僕の場合、足りないのかなって」と自己分析していた。
恋も、夜の生活も「渋々」な古市氏。いつの日か、彼のパッションを刺激する女性が現れることを期待したい。
(木村慎吾)