突如として、ジャニーズ事務所に3人の「堂本」が集結。30年前に起きた奇跡的な偶然を振り返ったのは、今年でデビュー25周年を迎えたKinKi Kids・堂本剛と堂本光一の2人である。
1991年、2人が12歳だった頃、それぞれの姉が送った履歴書をキッカケにジャニーズ事務所入りを決意。同じ名字ということで、当時から常に2人1組で行動すると、2年後にKinKi Kidsとしての活動がスタートした。
7月2日放送の「KinKi Kidsのブンブブーン」(フジテレビ系)では、そんな2人の大ファンだという俳優・勝地涼がゲスト出演し、「KinKi Kidsさんって、そもそも同じ名字っていうドラマみたいな(出会い方)」と指摘。これに剛は「これは本当にみんながいい感じに忘れていることやけど、堂本っていう名字が一致って凄いよね」と改めて振り返った。
あまりの奇遇に剛は当初「僕も本当に疑っていた。“この人は堂本じゃない”って思ってた」「それくらい、堂本って周りにいなかったもん」と告白すると、光一は「疑われてもねぇ~」とコメント。
また、剛は、光一の名字について事務所にも確認したと回想。「“堂本ってほんま?”って思って会社に行ったら、『担当の堂本です』って、担当の人も堂本なの。『え? 堂本さんですか?』って言ったら、『そうなんです、堂本なんです。怖いですよね』って」と、まさかの3人目の「堂本」まで現れることに。この現象に剛は「だから、なんかわからへんけどそういうことなんかな、みたいな。それが最初の驚き」と語っていた。
「Webメディア『名字由来net』によれば、『堂本』の名字は全国順位が2854位、その人数は約4700人とのことで、比較的珍しい名字と言えます。これが、縁もゆかりもない兵庫県出身の光一と、奈良県出身の剛によって偶然に一致するという現象だけでも驚きですが、そこに3人目の『堂本』までも登場するミラクルが勃発。この事実は初耳だったという人も多く、ネットには『担当さんまで堂本なんて知らなかった!』『担当の方も堂本さんだったの? それは知らなかったです。自分の今までの人生で堂本さんってまだお会いしたことない』『堂本3人すごー』『担当も堂本さんで、世にも奇妙な物語みたい』『もう運命だ』などと驚く反応が寄せられています」(テレビ誌ライター)
ジャニーズでは初のデュオとしてデビューしただけでなく、関西ジャニーズの草分け的存在でもあったKinKi Kids。初めてづくしの2人だが、結成当時に集結した3人目の堂本の存在こそ、最も奇跡的な出来事だったといえそうだ。
(木村慎吾)