2022年春ドラマの平均視聴率ランキング上位5位は、1位12.88%の二宮和也主演「マイファミリー」(TBS系)。以下、10.92%で木村拓哉主演「未来への10カウント」、10.69%井ノ原快彦主演「特捜9 season5」、9.88%内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長シーズン6」(ともにテレビ朝日系)、9.13%の綾瀬はるか主演「元彼の遺言状」(フジテレビ系)という結果になった。ジャニーズ事務所の所属俳優が上位3位を独占している。
「近年、録画機器や無料で再放送するサイトがあることから、視聴率を云々するのはナンセンスという人がいますが、それは違います。スポンサーは自社のCMを視聴してほしいからドラマの制作費を出すわけです。それなのに、録画等でCMを飛ばされてしまったら元も子もありません。つまり、オンタイムで視聴してもらうことを望んでいるからこそ、視聴率は大切なバロメーターなのです」(テレビ誌ライター)
夏ドラマでは、東山紀之「刑事7人 Season8」(7月13日~テレ朝系)、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)「純愛ディソナンス」(7月14日~フジ系)、玉森裕太(Kis-My-Ft2)「NICE FLIGHT!」(7月22日~テレ朝系)、永瀬廉(King & Prince)「新・信長公記」(7月24日~日本テレビ系)4作品でジャニーズ所属俳優が主演を務める。これも、ジャニーズの俳優たちに対する「高視聴率が望める」という期待の表れと言えるだろう。