子どもが苦しそうにしていれば、看病して頑張り過ぎてしまうのがママですよね。その結果、子どもが回復したと思ったら次は自分がダウン……なんてことも。でも、それでは家事・育児の負担がどんどん大きくなってしまいます。子どもをしっかりケアしながらも自分は元気に過ごすために、次のような予防策を取り入れてはいかがでしょうか。
■家事がラクになるグッズの備蓄
子どもの看病をしている期間に疲れやストレスを溜め込んでしまうと、免疫力が低下して体調を崩しやすくなってしまいます。ママが倒れないためには、疲れ過ぎないための工夫とリラックスできる時間づくり、睡眠時間の確保が最重要です。
家事は最低限にとどめるか、代行を依頼するのがオススメです。看病中の子どもの食事に手がかかる場合は、大人用にすぐに食べられるレトルト食品や冷凍食品をストックしておくと便利ですよ。リラックスタイムを楽しむためのグッズも、持っておくと役に立ちます。
■うがい・手洗いの徹底・タオルの使い分け
当たり前のことですが、子どもから菌を受け取らないための行動を徹底することが重要です。うがいや手洗いは、いつもよりこまめに行いましょう。
また、手洗い後などに使用するタオルは一人ひとり別のものを用意し、同じものを複数人で使わないようにしましょう。家族全員で徹底して感染を最小限にとどめ、ママの負担を削減しましょう。
■自分の顔を手で触らないようにする
さまざまな工夫をしていても、直接お世話するママの手には子どもから移った菌がたっぷりついている……という前提で過ごすことも大切です。
「手を洗ったから大丈夫」と安心せず、目や鼻、口周りをむやみに触らないようにして菌の侵入を防ぎましょう。手で顔を触る癖があり、ついつい触ってしまうという場合は、マスクを着用して過ごすのもよいでしょう。
他に、手づかみで食事をしないようにする、ママも子どもも触るドアノブやおもちゃなどはこまめに除菌するといった対策もオススメです。
子どもの不調が回復した瞬間から、ママも子どもも元気いっぱいで日常生活に戻れるよう、ご自身の体調管理も徹底しましょう。
(Nao Kiyota)