KinKi Kidsの堂本光一はかつて“廃人”だった。人気ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズ初のオンラインゲーム「FF11」が発売された時、7年間ほどで総プレイ時間が900日間におよんだという。ゲームのなかで食事を作るスキルを上げ、ずっと食事を摂っていたため、リアルで食べることを忘れるほど没頭していたという。
その愛がゲーム業界を動かし、21年6月、およそ6年ぶりにリリースした5枚目のオリジナルアルバム「PLAYFUL」で、「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」シリーズで知られるSQUARE ENIXとコラボレーション。映像やジャケットは、実写と最新技術でCG化された光一。初回盤Aの特典映像には、王と影武者2人の光一が登場するハイスピード剣劇「V(ファイブ)Short Movie」が収録された。
光一が「FF11」の次に熱を上げたのは、サバイバルホラーゲーム「Dead by Daylight」。ゲーム配信系YouTuberからも重宝されている同作は、登録者数138万人を抱える狩野英孝の公式チャンネル「EIKO!GO!!」でも取り上げられた。狩野のゲーム実況は、天然ボケがさく裂、リアクションも楽しめるコンテンツとして支持者が多い。光一もひそかにチェックしていた。
「やがて2人は“つながり”ました。しかも、光一からのアプローチ。つないでくれたのは相葉雅紀でした。そこからつながったのは、ダイアンの津田篤宏。2人はすでに、ボイスチャットをしながらオンラインゲームをする仲になっています」(ゲームライター)
光一と同じ熱量であるジャニーズのゲーマーは多い。すでにYouTube番組「Johnny’s Gaming Room」が開設されており、Hey! Say! JUMPの有岡大貴、Kis-My-Ft2の宮田俊哉と玉森裕太、Sexy Zoneの佐藤勝利、ジャニーズWESTの重岡大毅と神山智洋と藤井流星、SixTONESの高地優吾と森本慎太郎と田中樹、Snow Manの深澤辰哉と向井康二と佐久間大介、なにわ男子の高橋恭平と長尾謙杜と大橋和也らがメンバー。グループの垣根を越えているため、チャンネル登録者数105万人を超える人気番組だ。一方で、JUMPの山田涼介はソロで自宅から「LEOの遊び場【山田涼介】」を配信している。
この2番組を光一がどの程度チェックしているかは不明だが、ゲーマーとしては上級者。「Johnny’s Gaming Room」に降臨する日も遠くはないかも?
(北村ともこ)